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茨城県笠間市、9月16日開業の道の駅「かさま」やJR駅にバーチャル観光案内システム導入

2021年9月7日 発表

道の駅「かさま」などに来訪者の嗜好に応じた情報提供を行なうバーチャル観光案内システムを導入する

 茨城県笠間市と大成、NTT東日本(東日本電信電話)茨城支店は9月7日、9月16日にオープンする道の駅「かさま」に、バーチャル観光案内システムを導入することを発表した。併せて、JR友部駅、JR岩間駅にも導入し、9月16日から運用を開始する。

 大成が提供する遠隔受付システム「T-Concierge」を導入するもの。市内3か所に設置したデジタルサイネージと、別拠点の間を、NTT東日本が提供する高セキュリティ通信網で接続する。

 市内3か所に設置したデジタルサイネージでは、サイネージ上のアバターを遠隔操作し、駅前観光案内所、観光協会事務所のオペレータが観光情報などを提供。サイネージに設置したカメラを通じ、来訪者の年齢や人数などを確認しながら案内することで、来訪者の嗜好に応じた情報を提供できるほか、感染症拡大防止の観点でも物理的な距離をとった対応を可能にしている。

バーチャル観光案内システムのシステム図
9月16日に開業する道の駅「かさま」
道の駅「かさま」の概要