ニュース

半蔵門ミュージアム、特集展示「みほとけの姿 -如来・菩薩・明王・天・羅漢-」

2021年9月4日~12月19日 開催

半蔵門ミュージアム「みほとけの姿 -如来・菩薩・明王・天・羅漢-」

 半蔵門ミュージアム(東京都千代田区一番町25)は、第11期特集展示「みほとけの姿 -如来・菩薩・明王・天・羅漢-」を開催する。会期は9月4日~12月19日。

 本展示では、ガンダーラ彫刻や仏画や経典、図像集など計13点を展示し、そこに描かれた如来・菩薩・明王・天および羅漢の、多様な仏の姿を紹介する。あわせて常設展示の運慶作と推定される「大日如来坐像」や「不動明王坐像」、多くの仏が描かれた「両界曼荼羅」も鑑賞できる。

 また、3階シアターでは、「両界曼荼羅」の詳細な構造を紹介する新作品「曼荼羅 描かれた密教世界」(約25分)を初公開。一日数回上映する。あわせて映像監修者の有賀祥隆氏(東北大学名誉教授)による講演会「両界曼荼羅のみどころ ~色・形など~」を12月11日に実施する。

如来「説法印仏坐像(3世紀頃)」
菩薩「地蔵菩薩像(鎌倉~南北朝時代)」
明王「不動明王像(南北朝~室町時代)」
天「弁才天十五童子像(江戸時代)」
羅漢「十六羅漢像のうち 第七迦哩迦尊者(室町時代)」