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千葉県栄町、国道356号沿いの「道の駅」基本計画公表。利根川サイクリング拠点やキャンプ場など観光資源活用した“体験型道の駅”目指す

2021年5月26日 公表

千葉県栄町は国道356号沿いに検討している「道の駅」の基本計画を公表した

 千葉県栄町は5月26日、3月に策定した国道356号沿いに建設を検討している「道の駅」の基本計画をWebサイトで公表した。

 利根川右岸に並行する国道356号沿い、栄町須賀地内に計画しているもので、2020年度内に町内の関連企業/団体にヒアリング調査を実施。地域農業振興拠点のほか、地域の商業活性化のため、栄町や印旛地域周遊のスタート拠点、交流拠点の場としての活用も基本方針に示された。

 町内・印旛地域周遊の拠点としては、イベントやツアーの企画・実施、栄町の歴史文化や観光・体験の情報を発信。そして、ウォーカーやサイクリストが多く往来する立地であることから、こうした利用者に向けた休憩施設も検討。

 また、周遊の発着地点となるべく、レンタサイクルのサービス提供も検討し、道の駅、安食駅、ドラムの里にサイクリングステーションを設けるほか、滞在時間向上のため、道の駅計画地に隣接する現在の「水と緑の広場」の多目的広場の一部をキャンプ場として活用することも検討するとしている。

道の駅のイメージ。利根川を眺望できるテラスなどを設ける計画
基本計画
施設の配置