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ホテル「NIPPONIA 白鷹 源内邸」開業。山形・白鷹町の古民家をリノベ

2021年4月29日 開業

「NIPPONIA 白鷹 源内邸」を開業した

 ukitamは、山形県・白鷹町の古民家「奥山源内邸」をリノベーションし、「NIPPONIA 白鷹 源内邸」(山形県西置賜郡白鷹町大字浅立183-1)を4月29日に開業した。

 源内邸は、明治中期から大正初期ごろに建てられた建物群からなる邸宅。高橋源内から始まる奥山家一族は、二百余年にわたり白鷹町浅立地区に居を構え、なかでも初代・高橋源内は村人によって功績碑が建立されるほど地域の発展に尽力したという。敷地内には、板蔵、金庫蔵、味噌蔵など母屋を中心にさまざまな造りの蔵が点在している。希少な樹木も有し、季節感あふれる庭の景色や雄大な風景を堪能できる。

艶紅
真紅
紅の八塩
紅絹/紅葉
莟紅梅・中紅花
紅掛藤

 今回、宿泊施設として5つの建物を8室の客室に、最も古い味噌蔵をダイニングとして改修した。奥山源太郎がこだわった洋室「艶紅」や、金庫蔵メゾネット「真紅」、1棟貸切メゾネットの「紅の八塩」、天井高7mを超える吹抜蔵「紅絹」「紅葉」、白鷹の田園風景を臨むメゾネット「莟紅梅」「中紅梅」、コンパクトなシングルルーム「紅掛藤」を用意する。

 滞在中の食事は、ダイニング「纏」で楽しめる。地元野菜や果物を主役に、置賜で受け継がれてきた伝統食を取り入れたローカルガストロノミーを提供。敷地内に自生しているタケノコや山椒、柿、うこぎ、あけびの芽、こごみ、タラの芽、アオキの新芽、フキ、ふきのとうなど、すぐそばにある恵みを用いる。

滞在中の食事はダイニング「纏」で