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陣馬形山キャンプ場、有料・予約制で4月20日再開。予約は4月1日0時スタート

2021年4月20日 再開

「陣馬形山キャンプ場」が有料化・予約制で営業を再開する

 中川観光開発は、「陣馬形山キャンプ場」(長野県上伊那郡中川村大草1636)について、有料化・予約制として4月20日から営業を再開すると発表した。予約受付は4月1日0時から。

 以前は中川村役場が運営する無料の公設キャンプ場としてきたが、キャンプブームによるオーバーツーリズム、過密による体験の質の低下、近隣住民の騒音被害などの課題を受けて、民間とのコラボレーションで再スタートする。

 サイトは余裕を持った空間設定として、テント上限を18張(約50名)に限定。ソロキャンププランも設定し、毎日5~10人はソロキャンパーが利用できる枠を確保する。一方で、有料利用者だけでなく、日帰りでも利用できる共有スペースを山頂の空間に設けた。

 また、体験の質を確保するため、循環式トイレ、伏流水を汲みあげる上水ポンプ、草刈り、景観維持などにコストを投入し、その費用を勘案した料金設定にする。料金はソロ利用で1500円~、グループ利用で2000円~。詳細はWebサイトを確認していただきたい。

1930年(昭和5年)にキャンプ場を開設
ブームで過密な状態に(2019年11月の様子)
登山ルート・周遊ルート「陣馬形トレイル」の設置や中川村の「村めぐりの旅」を促す取り組みも