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福島の鉄道林間伐材からバイオプラスチック製タンブラー。「東北MONO」で限定販売

2021年3月 発売

JR東日本スタートアップと事業革新パートナーズは鉄道林間伐材のバイオプラスチック製タンブラーを限定販売する

 JR東日本スタートアップと事業革新パートナーズは、福島県の鉄道林間伐材から抽出したヘミセルロースを用いる天然素材100%の生分解性バイオプラスチックタンブラー「RAILROAD TREE TUMBLER」を開発した。新ブランド「東北MONO」の商品として限定販売する。500個限定で、価格は550円。

 同製品は、「JR東日本スタートアッププログラム2020」採択案件の実証実験の一環として開発。樹木に20%含まれる未利用成分「ヘミセルロース」を原料としたバイオプラスチック「HEMIX」の製造技術により、未利用資源である鉄道林間伐材を有効活用したプラスチック代替製品の製造に取り組んだ。福島県・磐越西線上戸駅付近の鉄道林の間伐材を使用しており、「東北ディスティネーションキャンペーン」で東北由来の商品を紹介している「東北MONO」のラインアップの1つとして販売する。

 販売場所は、JREMALL「トライ・ワン」と仙台駅「いろといろ」。「トライワン・ワン」では、4個セット(2200円)のみ販売する。

未利用成分「ヘミセルロース」を原料としたバイオプラスチック「HEMIX」を使用
「RAILROAD TREE TUMBLER『東北MONOバージョン』」