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「HOTEL CULTIA 太宰府」、明治前期の建物を改修した宿泊棟など2棟9室

2021年3月27日 オープン

分散型宿泊ホテル「HOTEL CULTIA 太宰府」に新たな宿泊棟2棟がオープンする

 バリューマネジメントが運営するVMG HOTELS&UNIQUE VENUESは、歴史的な邸宅や町家を回収した分散型ホテル「HOTEL CULTIA 太宰府」に新たな宿泊棟「好古亭(こうこうてい)」「梅花(ばいか)」の2棟9室を3月27日にオープンする。また開業に先駆け、2月11日に予約受付を開始した。

「好古亭」は、明治前期に建築された建物であり、太宰府市の「歴史的風致形成建造物」にも登録されている。また平安時代の歌人・小野好古の名前にちなみ、「古(いにしえ)を好む」にもかけた。もう1つの棟「梅花(ばいか)は、元号「令和」の命名に大きく関係している平安時代の歌詠の会「梅花の宴」に由来している。

周辺施設と連携して太宰府天満宮の夜間貸切正式参拝や九州国立博物館ナイトツアーなども提供している

 各部屋は外観・梁などの歴史的な佇まいをそのままに、水回りやベッドなど宿泊に必要な機能を整備した。さらに、ソーシャルディスタンスを確保し三密を回避した旅を楽しめるよう、小規模分散型ホテルとして安全な滞在を提案する。

 料金は、素泊まりが2名1室4万4000円程度、1泊2食付きが2名1室6万3000円程度となる。

外観や梁をそのままに必要な機能を整備