ニュース

静岡鉄道、再生可能エネルギー100%のA3000形新車両を3月6日運行開始。引退車両、新型車両の同時展示イベントを2月20日開催

2021年2月10日 発表

静岡鉄道は再生可能エネルギー100%で運行するA3000形「A3009号」を3月6日に運行開始する

 静岡鉄道は2月10日、新型車両A3000形の新車両としてA3009号、A3010号の2編成を3月6日に運行開始することを発表した。

 このうちA3009号については、中部電力ミライズとの協力により水力や太陽光などに由来する環境価値を利用し実質的に再生可能エネルギー100%とした電気による運行を行なう。

 新型車両はA3009号が新静岡駅10時10分発~新清水駅行き、A3010号が新静岡駅10時20分発~新清水駅行きから運行を開始する。同日は新静岡駅長が出発合図を出すほか、オリジナルグッズの発売も行ない、グッズ購入者にはA3000形限定ポストカードをプレゼントする(なくなり次第終了)。

A3000形「A3009号」は再生可能エネルギー100%で運行

 この新型車両2編成導入に伴い、1000形の「1009号」が2月20日、「1010号」が3月6日に引退。1009号は2月20日の新静岡駅13時05分発~柚木駅行き、1010号は3月6日の新静岡駅13時05分発~柚木駅行きが最終運行となる。

 また、2月20日には長沼車庫で引退する1009号/1010号、新型車両のA3009号/A3010号の4編成を長沼車庫で同時展示する。入場は無料。同日はグッズ販売も行なわれる。

引退車両、新型車両の告知。2月20日には長沼車庫で同時展示を行なう