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関空、新型コロナワクチンの輸送体制を構築。保冷車を飛行機に横付けするなど、到着から30分~1時間で搬出

2021年1月28日 発表

関西国際空港で新型コロナウイルス感染症ワクチンの輸送体制構築

 関西エアポートは1月28日、関空(関西国際空港)における新型コロナウイルス感染症ワクチンの輸送体制を構築したことを発表した。

 厳密な温度管理や迅速な輸入手続きなど、高度な取り扱いが求められるワクチン輸送のためのコールドチェーン確立のため、関西エアポートでは2020年12月21日に国際輸送会社、国内輸送会社、グランドハンドリング/航空会社、関係官公庁、製薬会社とともに、空港におけるワクチンの確実な受け入れ、安全で迅速な輸送を実現するために「KIXワクチン輸送タスクフォース」を立ち上げ、協議を進めてきた。

 迅速で安全な輸送をコンセプトに、最優先で駐機スポットを割り当て、機側(飛行機の脇)で直接保冷車で引き取りを行なうなどリードタイムを極力短くする体制を構築し、航空機の到着から30分~1時間程度で搬出するという。