ニュース

西武バスら、通常営業路線で大型バスの自動運転実証実験。飯能駅~美杉台で1日4往復。乗車整理券をWeb受付

2月下旬~3月上旬実施

2021年1月27日 発表

西武バスは通常営業路線で大型自動運転バスの実証実験を実施する

 西武バスと群馬大学は1月27日、大型バス車両を用いて行なわれる、通常営業と同じ運行形態による自動運転バスの実証実験の詳細を発表した。日本モビリティ、あいおいニッセイ同和損害保険、MS&ADインターリスク総研がサポートする。

 今回の実証実験では、システムがアクセル/ブレーキ、ハンドルの操作を行なうレベル2相当での自動運転となり、乗務員が運転席に着席して行なわれる。また、西武バス飯能営業所に遠隔監視室を設置し、運行中のバスを監視。乗降客の有無に関わらずすべてのバス停に停車する。

 運行区間は飯能駅南口~美杉台ニュータウン間で、運賃は180円(IC運賃178円)。運行日は2月23日/25日/28日、3月1日/3日/5日/7日の7日間で、平日、日曜・祝日でダイヤは異なるが1日4往復の運行となる。通常のバスより低速での運行となるため、所要時間が多くかかることが想定されている。

 自動運転実証実験で使用する便は安全のために全乗客が着席しての運行となるため、乗車定員を設けている。混雑防止やスムーズな利用のため、各便の整理券をWeb限定で受付。全便2月7日正午から発行を開始する。

自動運転バスと遠隔監視室のイメージ
運行路線
飯能駅南口停留所と美杉台ニュータウン停留所のダイヤ