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東京駅 八重洲口に新バスターミナル。散在するバス停の集約で交通結節機能を強化。2022年~2028年にかけ段階的に開業
京王バスが運営
2020年12月21日 14:37
- 2020年12月18日 発表
UR都市機構(都市再生機構)と京王バス(京王電鉄バス)は12月18日、東京駅前 八重洲地区に計画する八重洲バスターミナル(仮称)の整備・運営に関する基本協定を締結したことを発表した。UR都市機構による当該バスターミナル事業者の運営者募集に京王バスが選定されたことを受けてのもの。
八重洲バスターミナル(仮称)は、東京駅 八重洲口側で計画されている3つの市街地再開発事業に合わせ、バスターミナルを整備するもの。八重洲口は駅前交通広場内ではバス停留所のスペースが足りず、高速バスや空港連絡バスの発着停留所が道路に散在することで、鉄道との乗り換えが不便であったり、車両や歩行者の円滑な交通を妨げたりといった課題があり、東京駅前の交通結節機能の強化、停留所の主役、一体的かつ安定的な運営を図ってバスターミナルを整備する方針が定められた。
八重洲地区では、東地区、北地区、中地区という3つの第一種市街地再開発事業が計画されており、UR都市機構が各市街地再開発組合からバスターミナル部分を順次取得。京王バスが、UR都市機構が段階的に整備する3地区のバスターミナルを貸借したうえで、一体的に運営することになる。
乗降用の停留所は、東地区に7バース、北地区に6バース、中地区に7バースの計20バース(ほかに待機用計8バース)を設け、サイネージやデザインの工夫で利用者に分かりやすいバスターミナルを目指すとしている。
開業は段階的に行なわれ、2022年8月に北地区、2025年度に東地区の開業を予定。その後、2028年度予定の中地区竣工による全体開業を目指す。