東京駅前・八重洲口の新BT「バスターミナル東京八重洲」、9月17日に第1期開業

東京駅前・八重洲口の新バスターミナル名称が「バスターミナル東京八重洲」に決定。第1期エリアを9月17日に開業する

　UR都市機構（都市再生機構）と京王バス（京王電鉄バス）は3月15日、東京駅前・八重洲口で整備が進められている「（仮称）八重洲バスターミナル」の正式名称、ロゴ、開業予定日を発表した。

　八重洲口エリア3地区で実施されている市街地再開発事業で、地下部にバスターミナルを整備するもの。UR都市機構がバスターミナル部を取得したうえで、京王バスに賃貸し、京王バスが3地区のバスターミナルを一体的に運営する。

　八重洲口では、駅前交通広場のバス停留所のスペースが不足し、各バス運行事業者のバス停が道路に散在。一体運用かつ鉄道駅と接続するバスターミナルの整備で、東京駅の交通結節機能の強化を図る。

　正式名称は「バスターミナル東京八重洲」となり、北地区において第1期エリアを開業。乗降場6バース、待機3バースを備える約7000m ² のバスターミナルが9月17日に開業する。

　周辺の路上バス停や東京駅梶橋駐車場で発着している各方面への高速乗合バスが、一部を除いて、バスターミナル東京八重洲の第1期エリアでの発着に移行するほか、新規バス路線の乗り入れるなど、1日あたり約550便が移行する予定となっている。

　今後、2025年度に第2期エリア（東地区）、2028年度に第3期エリア（中地区）が順次開業し、1日あたり約1500便以上の発着が可能となる予定。

バスターミナル東京八重洲の整備イメージ

バスターミナル東京八重洲の概要

立体イメージ。各地区の地下にバスターミナルが設けられる

第1期エリアのターミナル概略図

デザインコンセプトとイメージパース