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小田急、終電時刻を20分程度繰り上げ。2021年春のダイヤ改正

2020年11月4日 発表

2021年春 ダイヤ改正

最終列車の時刻を20分程度繰り上げる

 小田急電鉄は、2021年春のダイヤ改正で最終列車と始発列車の一部において、運行時刻の変更を実施する。

 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、鉄道メンテナンス体制の持続性を高めるため、最終列車の時刻を20分程度繰り上げ、一部始発列車の時刻を10分程度繰り下げ、最終から始発列車までの間合いを4時間程度に延長する。

 このダイヤ改正により、最終列車から始発列車の間に実施する鉄道メンテナンスの業務効率の向上や安全・防災対策工事等の工期短縮などに取り組み、担当部門、協力会社における働き方を改善。車両や駅、運転部門の深夜の労働負荷も軽減し、鉄道運行の持続性を高め、より安全・安心・快適な輸送サービスの提供に努めるとしている。

 ダイヤ改正日や詳細なダイヤは12月中に告知するとしている。

一部始発列車の時刻を10分程度繰り下げる
働き方を改善し、将来の担い手不足へ対応することが課題
利用状況
夜間作業の例
点検・メンテナンスの例