ニュース

東急、終電繰り上げは15分~30分程度。2021年3月のダイヤ改正で「こどもの国線」を除く全線で実施

2020年11月10日 発表

東急電鉄は「こどもの国線」を除く全線で15分から30分程度、終電時刻を繰り上げる

 東急電鉄は、2021年3月のダイヤ改正で「こどもの国線」を除く全線で15分から30分程度、終電時刻を繰り上げると発表した。

 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた通勤需要の減少などを要因として、2020年度上期の輸送人員・運賃収入は前年比約4割減少。乗客の利用動向も大きく変化し、ラッシュ時間帯の混雑率が減少、終電時間帯の輸送人員はコロナ禍以前と比べて大幅に減少しているという。

 これらの状況と、ホームドアなどの設備の増加に伴い、保守点検のための夜間作業時間や夜間作業に関わる要員の確保のため、終電時刻を繰り上げるとのこと。この終電繰り上げによる影響人員は、東急線1日当たり利用者の約0.3%と推計している。詳細は12月ごろに発表する。