東北道 村田IC～仙台南IC間の「菅生スマートIC（仮称）」本体工事着手。2022年度開通へ

東北道 菅生スマートIC（仮称）の本体工事に着手

　NEXCO東日本（東日本高速道路）や宮城県らは、東北自動車道（E4）村田IC（インターチェンジ）～仙台南IC間で計画している「菅生スマートIC（仮称）」の本体工事に10月上旬に着手する。10月2日に関係機関/自治体らによって行なわれた「第2回（仮称）菅生スマートインターチェンジ地区協議会」で報告された。

　菅生スマートIC（仮称）は、菅生PA（パーキングエリア）上下線に接続し、24時間/ETC搭載全車種（車長12m以内）に対応するスマートIC。村田ICから約7.8km、仙台南ICから約7.2kmとほぼ中間に位置し、上り側が町道菅生姥ヶ懐線、下り側は主要地方道仙台村田線に接続する。

　2017年7月に新規事業化され、2020年6月にスマートIC本体の用地取得が完了。10月上旬に着工し、2022年度内の完成を目指して工事が進められる計画となった。

　菅生スマートIC（仮称）へは、村田町中心部の渋滞緩和や、モータースポーツ施設を有する「スポーツランドSUGO」などの周辺観光資源へのアクセス向上が期待されている。この整備に合わせ、村田町でも、菅生スマートIC（仮称）とスポーツランドSUGOなどを結ぶ町道菅生姥ヶ懐線の延長4.4kmについて、線形改良や車道拡幅などの道路改良工事を進めている。

位置図など