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福井県・敦賀市街地の国道8号を4車線から2車線化。敦賀駅~氣比神宮~敦賀港周辺に歩行空間創出

2020年8月26日 発表

敦賀バイパスの開通で交通量が減った敦賀市街地の車線を減少し、歩行空間を創出

 国土交通省 近畿地方整備局 福井河川国道事務所は8月26日、福井県敦賀市街地の国道8号 元町交差点~白銀交差点の再整備事業を完了し、10月3日に完成セレモニーを開くことを発表した。

 敦賀バイパスの開通により自動車交通が転換し、同区間の交通量が減少。車線を4車線から2車線へ減少して歩道部を上下各4.5mから各6.75mへ拡幅。路肩部に自転車の通行領域を示す青い矢羽根を掲示した。

 また、氣比神宮前などの交差点をコンパクト化。歩行者の横断距離を短縮するとともに、自動車の走行位置明確化や、停止線を前方に出すことによる速度抑制など安全性向上を図っている。

 こうした国交省の事業に合わせ、敦賀市では同区間を、敦賀駅から氣比神宮、敦賀港周辺エリアへ向かう主動線として、にぎわいを楽しみながら回遊できる歩行空間創出を図る事業を推進。空間の美装化や植栽などの景観整備を実施した。

位置図
車線減少と歩道拡幅
交差点のコンパクト化
敦賀市による景観整備