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JR西日本、京都線・神戸線に「225系」投入。201系は引退へ

2020年2月19日 発表

225系

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は2月19日、京都線・神戸線などに「225系」の新製投入と、「223系」への車内ディスプレイ設置を実施すると発表した。

 京都線・神戸線では、2020年度~2023年度にかけて、225系が144両投入される予定。車体の衝突安全対策が施され、車両挙動監視装置の搭載やATS・パンタグラフなどの機器の二重系化により安全性・安定性が強化される。あわせて各車両に車いす・ベビーカースペースが用意され、車内ディスプレイによる多言語案内を行なうことで乗客の利便性を高める。

 また、2020年3月中旬~2021年度にかけて、223系の330両に車内ディスプレイを設置。運行案内や輸送障害時の運行情報、広告などを表示する。こちらも対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語となる。

223系に設置される車内ディスプレイのイメージ

 225系の投入に伴い、京都線・神戸線の快速で使用されている「221系」は、順次、大和路線・おおさか東線での使用に切り替えられる。これにより、国鉄時代から使われている「201系」の全ての車両の運行が終了することになる。

201系