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すみだ水族館、7月16日リニューアルオープン。約500匹のクラゲが泳ぐ「ビッグシャーレ」などの新エリア公開

入場料金改定も実施

2020年6月15日 発表

すみだ水族館は約500匹のミズクラゲが泳ぐ新体感水槽「ビッグシャーレ」公開など大規模リニューアル後のオープン日を7月16日に決定した

 オリックス不動産が運営するすみだ水族館(東京都墨田区)は6月15日、大規模リニューアル後のオープン日を7月16日に決定したことを発表した。当初は4月のリニューアルオープンを予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていたもの。

 今回のリニューアルでは、新たに「クラゲエリア」「アクアベース」の2つの新エリアを公開。

 クラゲエリアには、水盤型の新体感水槽「ビッグシャーレ」を設置。長径7m、短径3mの水槽に、約500匹のミズクラゲを展示し、開放された水槽上部からクラゲの質感などを間近に見ることができる。

 また、壁面に3つのドラム型水槽を新設し、異なる3種類のクラゲの色や模様、泳ぎ方の違いを見比べられる。なお、今回のリニューアルで、館内で展示する約14種700匹のクラゲは、すべて同館で繁殖した個体になるという。

 もう1つの新設エリアとなる「アクアベース」は、これまでバックヤードで行なっていたペンギンやチンアナゴ、魚たちのご飯の準備をする「キッチン」と、クラゲの飼育設備や繁殖の様子を公開する「ラボ」の2つのスペースで構成。

 飼育スタッフとのコミュニケーションや飼育作業を観察でき、「ラボ」では初展示となるビゼンクラゲやキャノンボールジェリー、ブラックシーネットルなど多くの種類のクラゲの繁殖活動に取り組む。また、今後はクラゲに関する体験プログラムなども開催する予定となっている。

「クラゲエリア」のドラム型水槽
飼育スタッフとコミュニケーションできる「アクアベース」

 なお、すみだ水族館ではリニューアル前日の7月15日に臨時休館。リニューアル日となる7月16日には入場料金の改定を実施する。

7月16日に入場料金を改定