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すみだ水族館、開業後初の大規模リニューアル実施、直径7mのクラゲの水盤など2つの新エリア登場

2020年4月下旬公開予定

2020年4月下旬 公開

すみだ水族館は開業以来初となる大規模リニューアルを実施する

 すみだ水族館(運営:オリックス不動産)は、開業以来初となる大規模リニューアルを実施し、2020年4月下旬に公開する。

 今回のリニューアルでは、クラゲの飼育作業などを観察できる「アクアラボ」、水槽が絵画のように並んでいる「アクアギャラリー」、多目的スペース「すみだステージ」を全面改修し、生き物や飼育作業をより間近に観察できる2つの新エリアを開設する。

 現在の「アクアラボ」「アクアギャラリー」エリアには、楕円形の長径7m、短径3m、床から深度0.7mの水盤型水槽を新設。床に水槽の一部を埋め込むことで、ふわふわと漂う約500匹のミズクラゲを上から直に観察できる。水盤の一部には、水面に張り出すガラスの床のデッキを設置し。クラゲが足元を横切り、まるで水面に立っているような浮遊感を感じられる。

 また、壁面には3つのドラム型水槽を新設し、クラゲの色や模様の違いなどを見比べられる展示を楽しめる。展示数は、すみだ水族館では初めての展示となる「スナイロクラゲ」を含め、14種約700匹となる予定。

「すみだステージ」エリアでは、「アクアラボ」で展示・公開していた飼育設備や飼育作業を移設し、調餌の様子も見られるオープンスペースを設置。ご飯の時間や館内のリアルタイムな情報は、スペース中央の頭上に設置する直径約10mの大きなリング型サイネージから発信する。

飼育作業を全面公開するオープンスペースを開設