ニュース

北海道紋別市、流氷砕氷船・3代目「ガリンコ号」のデザイン公開。2021年1月9日就航予定

2020年6月10日 発表

紋別市が2021年1月9日に就航を予定する流氷砕氷船・3代目「ガリンコ号」のデザインを公開した

 北海道紋別市は6月10日、2021年1月9日の就航に向けて建造を進める新たな「流氷砕氷船『ガリンコ号』」のイメージパースを公開した。

 紋別市の流氷砕氷船は現在、1997年に就航した「ガリンコ号II」を運航しており、冬期の流氷観光や、夏期のフィッシングクルーズなどが行なわれている。今回デザインが公開されたのは、2021年に就航を予定する「ガリンコ号」の3代目。

 2019年4月に告示された一般競争入札の資料では「(仮称)流氷砕氷船ガリンコ号III」と記され、全長約42.45m、幅約8.5m、総トン数約310トンの仕様を提示。現在のガリンコ号IIより一回り大きなサイズとなる。

 乗船可能な旅客数は235名で、操舵室後部の流氷見学室に42名、船橋甲板旅客室に59名、上甲板旅客室に134名分の椅子席を準備する。