西武鉄道、特急001系Laviewがブルーリボン賞を獲得。5000系レッドアロー以来50年ぶり2度目

西武鉄道の001系Laviewがブルーリボン賞を受賞した

　西武鉄道は6月5日、新型特急車両001系「Laview（ラビュー）」がブルーリボン賞を獲得したと発表した。同社の車両が同賞を受賞するのは、1970年の初代特急車両5000系「レッドアロー号」以来の50年ぶり2度目。

　鉄道におけるブルーリボン賞は、鉄道友の会が年に一度、会員投票によって優れた鉄道車両を選出するもので、1958年に制定。前年1年間のうちに営業運転を始めた新型車両を対象としている。

　Laviewの選出理由についてリリースでは、「スタイリッシュで特徴的な外観デザイン、良質な雰囲気を備えつつ機能性の充実やバリアフリーの促進が図られた客室・設備ほか、最新水準の機器類の積極採用による省保守性や信頼性の向上、環境負荷の低減など、現代の鉄道車両としての完成度が極めて高く、魅力あふれる車両である」と鉄道友の会のコメントを引用している。

001系Laview

158×135cmの大型窓を採用した客室

多言語対応のほか多機能トイレ、車椅子乗車スペースも備える