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富山~岐阜県境付近の国道41号を応急復旧、5月27日15時に通行止め解除。高速道路の無料代替路措置も終了

2020年5月26日 発表

国道41号の通行止めを5月27日15時に解除する

 国土交通省 北陸地方整備局 富山河川国道事務所とNEXCO中日本(中日本高速道路)名古屋支社、同金沢支社は5月26日、4月10日から通行止めとしている国道41号の富山市猪谷地区~片掛地区の区間において、5月27日15時に通行止めを解除することを発表した。

 通行止め解除に伴い、東海北陸自動車道(E41)と北陸自動車道(E8)の代替路(無料)措置も27日15時をもって終了する。なお、同時刻以前に入口を通過した場合は、出場が15時以降となっても無料通行の対象となる。

 国道41号の片掛地区では4月10日に法面の崩落が確認され、同14時から猪谷地区(国道360号交差点)~片掛地区(道の駅細入)間約2.7km区間を通行止め。復旧に相当の期間を要する見込みとなったことから高速道路の代替路(無料)措置を実施していた。

 その後、「国道41号片掛地区法面崩落対策検討委員会」が開催され、モルタル吹き付けによる法面の応急対策を施し、応急組み立て橋を設置することで、40km/h設計の仮設道路を整備。これら応急対応による交通開放を行なうことになった。

 今後、複数の対策案を評価し、恒久対策を進めていく。

応急復旧の状況
位置図と被災状況