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国交省と富山県、国道8号 富山市中島~本郷の立体交差化に向けて都市計画変更へ

2020年9月4日 発表

国道8号 富山市中島~本郷の立体化に向けた都市計画変更手続きがスタートする

 国土交通省 北陸地方整備局 富山河川国道事務所は9月4日、国道8号 富山市中島~本郷の立体化に向け、都市計画変更を要請したことを発表した。

 富山外郭環状道路の一部を成す国道8号 富山市中島~本郷を結ぶ約7kmの区間については、渋滞緩和や事故減少、災害に強い道路の確保に向けた整備の計画が立てられ、2019年度内に実施された計画段階評価における6車線化やバイパス化との比較の結果、当該区間の各交差点を立体化する方針が決定した。

 当該区間の立体化により、主要な渋滞箇所や事故危険箇所、浸水想定区域を回避し、港湾や北陸自動車道へのアクセス向上などが期待されている。ちなみに、同区間の東側でも約2.9km区間の平面交差点を立体化する豊田新屋立体事業が進められている。

 今回の都市計画変更の素案をもとに、富山県が都市計画変更案を作成し、都市計画変更手続きに着手。新規事業採択時評価を経て、事業化へと向かうことになる。

同区間の計画など