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東京都、西武新宿線 井荻駅~西武柳沢駅間の連続立体交差事業の環境影響評価書案を提出。8項目で評価指標満たす

2020年2月13日 発表

西武新宿線 井荻駅~西武柳沢駅間、約5.1kmの連続立体交差事業の環境影響評価書案を東京都知事に提出

 東京都は2月13日、西武鉄道 新宿線 井荻駅~西武柳沢駅間の連続立体交差事業の環境影響評価書案を東京都知事に提出したことを発表した。

 同事業は、東京都の「2020年に向けた実行プラン」の一事業で、井荻駅~西武柳沢駅間の約5.1kmを高架化(高架橋区間は約4.7km)し、区間内の上井草駅、上石神井駅、武蔵関駅、東伏見駅を高架駅とするもの。

 千川通りなど19か所の踏切を除去し、踏切遮断による交通渋滞や踏切事故の解消を図るほか、鉄道で分断されていた地域の一体化、駅周辺の街づくり推進による地域活性化を目的に掲げている。

 都の環境影響評価条例に基づいた環境影響評価書案では、「騒音・振動」「土壌汚染」「日影」「電波障害」「景観」「史跡・文化財」「自然との触れ合い活動の場」「廃棄物」の8項目について、環境に及ぼす影響について予測・評価を行なった。

 この8項目について、いずれも評価指標を満足する結果となっており、今後、都民らの意見も踏まえて環境影響評価書を作成。並行して、都市計画審議会を得て都市計画を決定し、事業が認可されれば、工事に着手する流れとなる。

計画の概要