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ミクロネシア連邦以外のオセアニア諸国で風評被害、パラオは日本から渡航可能

2020年2月6日 発表

パラオ政府観光局の注意呼びかけ

 パラオ政府観光局は、同国における新型コロナウイルスへの対応について誤った報道がなされているとして注意を呼びかけている。

 パラオでは、過去14日以内に中国本土、香港、マカオへの渡航歴があるか、これらの地域で乗継をした旅行者の入国を禁止する措置がとられている。日本からの渡航については、とくに制限はかけられていない。

 しかし、パラオ共和国がミクロネシア連邦に属すると勘違いした一部報道の影響もあり、入国可否についての問い合わせが増えているという。

 パラオ大統領府では、2月5日付けで声明を出し、日本、台湾、韓国、グアムからの旅行について制限していないことを改めて説明。在パラオ日本国大使館やパラオ政府観光局なども誤った情報に惑わされないように注意を呼びかけている。