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JR東海、台風19号の影響で運休となった中央本線の迂回路で臨時列車運行

特急しなのも増結で運行

2019年10月15日 発表

 JR東海(東海旅客鉄道)は、台風19号によりJR東日本(東日本旅客鉄道)管内の中央本線の高尾駅~大月駅間で運休が発生しているため、迂回路となる身延線に快速タイプの臨時列車を運行すると発表した。

 身延線では、甲府駅~身延駅間で10月16日から当面、朝に上り1本、夜に下り1本の臨時列車を運行する。

 上りでは甲府駅4時55分発→身延駅5時50分着の臨時列車を運行し、身延駅6時02分発→富士駅7時13分着の普通列車に乗り換え、東海道新幹線に乗り継げるようにする。富士駅で7時15分発の三島行普通列車に乗り換えることで、三島駅7時47分発の「こだま806号」(東京駅8時47分着)に乗り継げる。

 下りでは身延駅23時51分発→甲府駅0時37分着の臨時列車を運行。東京駅20時26分発の「こだま687号」で三島駅まで行き、21時51分発の静岡行普通列車に乗り換え、富士駅22時34分発→身延駅23時48分着と乗り継ぐことで、この臨時列車に間に合う。

 また、中央本線の特急「しなの」号(名古屋駅~松本駅・長野駅間)についても、秋季は定期列車の約7割を増結して運行しているが、16日、21日、22日には増結する列車を拡大。しなの1号(名古屋駅7時00分発、長野駅10時01分着)、しなの17号(名古屋駅15時00分発、長野駅17時53分着)、しなの10号(長野駅11時00分発、名古屋駅14時01分着)、しなの26号(長野駅19時40分発、名古屋駅22時34分着)に2両増やし、8両で運行する。