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NEXCO東日本、上信越道の碓氷軽井沢IC~佐久IC間で盛土変状。緊急対策工事で松井田妙義IC~佐久IC間が10日程度通行止めに

2019年10月14日 発表

通行止め区間と迂回路

 NEXCO東日本(東日本高速道路)関東支社は、台風19号による影響で上信越自動車道の碓氷軽井沢IC(インターチェンジ)~佐久IC間で盛土変状が発生しているため、緊急対策工事を実施する。

 碓氷軽井沢ICと国道18号を結ぶアクセス道路も通行できない状況となっているため、松井田妙義IC~佐久IC間で通行止めが発生している。

 上信越道では、佐久市香坂地区の盛土に変状が確認され、地下水位が上昇し、変状が進行していることから、緊急対策工事が実施されることになった。下り線にひび割れが発生しており、盛土が崩壊する恐れがあるという。

 同社では、中央分離帯付近にH鋼杭を打設する緊急対策工事を実施し、上り線の安全を確保したうえで、上り線を使った対面通行で通行止めを解除する方針。通行止めの解除までには少なくとも10日程度を要する見込み。

 規制中は国道18号(碓氷バイパス)への迂回が推奨されており、料金の乗継調整も実施される。

緊急対策工事の概要