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NEXCO東日本、上信越道 碓氷軽井沢IC~佐久IC間の4車線復旧はゴールデンウィーク前を目標に

2020年1月28日 発表

NEXCO東日本は対面通行規制中の上信越道 碓氷軽井沢IC~佐久IC間をゴールデンウィーク前までに4車線復旧するとの目標を発表した

 NEXCO東日本(東日本高速道路)は1月28日、2019年の台風19号による被災で対面通行規制を行なっている上信越自動車道(E18)碓氷軽井沢IC(インターチェンジ)~佐久IC間の復旧時期の見通しを発表した。

 1月27日に行なわれた「第2回 上信越自動車道・長野自動車道 のり面対策技術検討会」の結果を踏まえたもので、ゴールデンウィーク前までの4車線復旧を目指すとしている。

 同区間で発生した地すべりは台風19号に伴う降雨により、盛土内の地下水位が急激に上昇したことが影響したと推定しており、背後斜面には地すべり変動がないことも追加調査で確認。水抜きボーリングとディープウェルを追加することで降雨時の地下水位上昇を抑えるなどの安全確保を施したうえで、恒久的に降雨時の地下水位上昇を抑制する集水井の設置や、地すべり対策として鋼管杭を抑止杭として打設するなどの対策を行なう。

位置図
1月23日時点の現地作業の様子