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ユナイテッド航空、国内線・国際線でアップグレードプログラムを共通化

2019年12月4日 変更

ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラスシート

 ユナイテッド航空は、マイレージプログラム「マイレージプラス」のプレミア会員向けのアップグレード特典「プラスポイント」を新たに導入した。

 対象となるのは、プレミア・プラチナとプレミア・1Kのステータスを持つ会員。これまでの一部地域のみで利用できるリージョナル・プレミア・アップグレード(RPU)と、世界中どの路線でも利用できるグローバル・プレミア・アップグレード(GPU)の2つの枠組みで運用されてきたが、12月4日(米国時間)以降は、共通のプラスポイントとして貯められるようになり、同社のグローバル・ネットワークのどの便でもアップグレードに使用できるようになる。

 また、会員は同社のWebサイトやモバイルアプリ経由で、プラスポイントを使ってアップグレード手続きを行なえるようになる。

 RPUとGPUに代わるプラスポイントは、1RPU=20プラスポイント、1GPU=40プラスポイントに換算して利用できる。たとえば、1RPUを使ってエコノミーからユナイテッド・ファーストにアップグレードできる米国内路線と北米路線の場合、20プラスポイントが必要となる。また、1GPUを使ってエコノミーからビジネスクラス(ユナイテッド・ポラリス)にアップグレードできる長距離国際線の場合、40プラスポイントが必要となる。