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国内線でも上着脱衣が必須に。9月13日から飛行機搭乗前の保安検査を強化

ラグビーワールドカップ2019期間前後はドローンの機内持ち込みも禁止

2019年9月13日~ 実施

国土交通省はラグビーワールドカップ2019や東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、航空機搭乗前の保安検査を強化する(写真はイメージ)

 国土交通省航空局は9月6日、ラグビーワールドカップ2019や東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた「テロに強い空港」を目指す取り組みの一環として、国際的な保安検査の動向を踏まえた航空保安検査の強化を行なうことを発表した。

 具体的には、下記のとおり上着検査、靴検査、爆発物検査について、恒久的対応として9月13日から検査を強化する。

上着検査強化

 国際線に加え、国内線においてもコート、ジャケットなど上着のX線検査を実施。旅客は検査の際に上着を脱ぐ必要がある。

靴検査強化

 国際線/国内線ともに、安全靴や厚底靴、ブーツ、くるぶしを覆う靴はすべてX線検査を実施。国交省では「靴は脱ぎやすいものを履いてくること」を推奨している。

爆発物などの検査強化

 凶器や爆発物検査を強化。無作為に検査員が体に触れて行なう検査に加え、検査紙で体に触れたりする検査も新たに実施する。

 上記に加え、ラグビーワールドカップ2019開催期間の前後にあたる9月13日~11月5日の期間は、ドローン(小型無人機)の客室内への持ち込みを禁止。預け入れ手荷物として航空会社のカウンターで預けることになる。

保安検査強化の告知ポスター