ニュース

JR西日本、瀬戸内エリアで観光型MaaS「setowa」の実証実験

2019年10月1日~2020年3月31日 実施

「setowa」のイメージ

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は、10月1日~2020年3月31日にかけて瀬戸内エリアで観光型MaaS「setowa」の実証実験を実施する。

 実証実験は、専用アプリの「setowa」を使用し、広島県東部を中心とする瀬戸内エリアを到着地とする旅行に関わる各種移動手段の予約や決済などをワンストップで行なえるようにしようというもの。対象の施設や店舗では割引サービスも受けられる。

 同アプリの行程作成(スケジューラー)機能では、出発地(日本全国)と到着地、日時を選択し、訪問したい観光スポットや飲食店、宿泊施設などを登録していくと、最適と考えられるルートが提示される。利用する交通機関は、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、カーシェアリングなど、自由に組み合わせられる。

 実証実験には、ジョルダン、JapanTaxi、電脳交通、タイムズ24、JR西日本レンタカー&リース、しまなみジャパン、ぐるなび、ジェイアール西日本フードサービスネット、日本旅行、瀬戸内海汽船などが参画。各社から予約サービスが提供される。

 期間中は、エリア内のJR(新幹線を除く)や指定の路線バス、フェリー、ロープウェイなどが乗り放題で、いろは丸展示館、平山郁夫美術館の入館券がセットになった「setowaデジタルフリーパス」(2日間有効)がアプリ内で販売される。価格は大人3000円、小児1500円。

setowaデジタルフリーパス