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JR西日本、中国向けの観光情報発信でアリババグループと提携

2019年9月24日 発表

「フリギー」内JR西日本旗艦店

 JR西日本(西日本旅客鉄道)と中国のアリババグループは9月24日、訪日客向けの情報発信で提携すると発表した。

 両社では、今回の提携により、アリババ傘下の旅行サービスプラットフォーム「フリギー(Fliggy)」で、西日本エリアの観光地や温泉、食、体験、観光列車などの情報を紹介していくほか、西日本エリアにおいてモバイル決済サービス「アリペイ(Alipay)」の導入を促進していく。

 両社の提携については、北陸国際観光テーマ地区推進協議会、関西観光本部、せとうち観光推進機構、山陰インバウンド機構も後援。季節ごとに各地域の魅力を中国向けに発信していくほか、フリギー限定のオリジナル商品なども提供していく。

 提携を記念した団体ツアーが企画されているほか、オリジナルデザインのICOCAも3万部制作される。また、9月24日~10月24日にはJR西日本グループ会社対象施設でアリペイで決済すると、10%(上限30元、1人1回限り)をキャッシュバックするキャンペーンも実施される。

事業スキーム
連携の概要。赤字はフリギーでレールパスとセット販売予定
提携記念特別団体商品
オリジナルデザインのICOCAのイメージ