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南海電鉄、和歌山市駅一帯の新複合施設の名称を「キーノ和歌山」に決定
2019年8月9日 18:17
- 2020年4月下旬 開業
南海電鉄（南海電気鉄道）は、和歌山市と共同で取り組んでいる「和歌山市駅活性化計画」で建設中の複合施設全体の名称を「キーノ和歌山」に決定したと発表した。2020年4月下旬に商業ゾーンとホテルが開業する。
キーノ和歌山は、和歌山市駅を中心に、先行開業している南海和歌山市駅ビル（オフィス棟）と駐車場棟に加え、建設中の商業ゾーン、ホテル、公益施設棟（和歌山市民図書館）で構成される複合施設。
「キーノ」という名称は、“紀の国”和歌山の玄関口として、地域のシンボル、周辺エリアを明るく照らす活性化の“旗印”になってほしいという思いが込められている。「キー」には“新しい扉を開く鍵”として、出会いや始まりのきっかけとなる場所となるような願いも込められている。
3階建ての商業ゾーンには、約30店舗が入居する予定。1階は生鮮食品や食品雑貨、和歌山ならではの食材などを販売するデイリーユースのフロア、2階は県内の人気飲食店を集めたレストランフロア、3階はクリニックゾーンと美容や健康をテーマにしたサービス店舗が揃ったフロアとなる。
ホテル棟の4～12階には「カンデオホテルズ和歌山」（仮称）が開業する予定。客室数は120室で、露天風呂付きの大浴場も備える。
