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セントレア、1200台収容の新立体駐車場「第3駐車場(P3)」を7月20日10時オープン

お盆期間の8月10日~15日は需要過多の予測。公共交通機関利用を呼びかけ

2019年7月18日 発表

2019年7月20日10時 供用開始

セントレアは7月20日10時から第3駐車場(P3)の供用を開始する

 セントレア(中部国際空港)は7月18日、整備を進めていた「第3駐車場(P3)」の供用を7月20日10時に開始することを発表した。

 現在の第1駐車場(P1)の南側、FLIGHT OF DREAMSと、8月30日に開業する愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」の間に位置する第3駐車場は、4層5段の鉄骨造り2棟(S棟とU棟)から成り、計1200台を駐車できる。

 立体駐車場部の高さ制限は2.1mで、平面部分を22台分備える。このうち最大でマイクロバスサイズが駐車可能なスペースを3台分設けている。

 このほか、9月20日に供用を開始する第2ターミナルにも近接し、1階には第2ターミナル利用者向けの「一般車のりば・おりば」を用意(高さ制限3.3m)。各棟にエレベータを設置するほか、フロアごとの空き台数表示機能や車番認識システムを備える。

 普通車の駐車料金は、供用開始から8月30日までは1時間あたり300円、1日(24時間)あたり最大1500円、5日から30日目までは一律7500円。9月1日に料金改定を予定し、1時間あたり300円、1日(24時間)あたり最大1600円、5日~30日目は一律8000円となる。30分以内の出庫は改定前後ともに無料。

普通車の駐車場料金(P1~P3共通)

 P3の供用開始に伴い、中部国際空港が運営する一般駐車場(臨時駐車場除く)は3300台収容の第1駐車場(P1)、2200台収容の第2駐車場(P2)、1200台収容の第3駐車場(P3)となり、合計で6700台の収容能力を備えることになる。

 一方で、駐車場需要が高まる繁忙期の需給はひっ迫しており、中部国際空港では、2019年お盆期間に臨時駐車場1820台分を加えた8520台分の駐車スペースを提供する一方で、ピーク日の需要は約1万3000台を見込んでおり、特に需要が高まる8月10日~15日は公共交通機関の利用を呼びかけている。

中部国際空港運営の一般駐車場