JR東日本、東京～伊豆エリアを結ぶ観光特急列車の名称を「サフィール踊り子」に決定

JR東日本が2020年春からの運行を予定している「サフィール踊り子」

　JR東日本（東日本旅客鉄道）は5月8日、東京駅/新宿駅と伊豆急下田駅を結ぶ新しい観光特急列車の名称を発表した。車両形式はE261系で、8両2編成を新造。運行開始時期は2020年春を予定している。

　名称は「宝石のサファイヤのような青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージさせ、上質・高級で優雅な旅を楽しんでもらいたいという願いから、英語の「sapphire（サファイア）」をフランス語の「saphir（サフィール）」に代えて「サフィール踊り子」とした。

　また、JR東日本で初めて「プレミアムグリーン車」を設定し、列車名称から「サファイア」をイメージしたロゴも公開している。

1号車はプレミアムグリーン車（1＋1席配置）、2～3号車はグリーン個室、4号車はヌードルバー、5～8号車はグリーン車（2＋1席配置）で定員は1編成164人

「サフィール踊り子」概要

運行開始時期： 2020年春予定
運行区間： 東京駅/新宿駅～伊豆急下田駅
両数： 8両2編成
［1号車］プレミアムグリーン車（1＋1席配置）
［2～3号車］グリーン個室
［4号車］ヌードルバー
［5～8号車］グリーン車（2＋1席配置）
定員： 1編成164人

JR東日本では初めてとなるプレミアムグリーン車。ゆったりとしたプライベート空間とくつろぎの空間を実現する1＋1の座席配置で、シートピッチは1250mm。天窓・窓からの景色を楽しむため、収納スペースは座席下にレイアウト

2～3号車のグリーン個室は4名用と6名用の2種類

4号車のヌードルバー。こだわりの麺（ヌードル）を目の前で調理するオープンスタイルのキッチンがあり、車窓を流れる相模湾の景色を眺めながらカウンター席とボックス席で食事を楽しめる

プレミアムグリーン車のロゴマーク