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JR東日本、伊豆エリアにプレミアムグリーン車を設定した観光特急列車を2020年春運行
運行区間は新宿駅～伊豆急下田駅、4号車は「ヌードルバー」
2018年5月8日 19:28
- 2018年5月8日 発表
- 2020年春 運行開始
JR東日本（東日本旅客鉄道）は5月8日、伊豆エリアにおいて新たな特急観光列車を運行すると発表した。運行開始予定は2020年春。新宿駅～伊豆急下田駅間を運行する。
使用する車両はE261系で、8両編成を2本新造する。定員は164名。車両デザインは「TRAIN SUITE 四季島」や山手線の新型車両などを手掛けた「KEN OKUYAMA DESIGN」が担当している。
車両の外観は「伊豆の海と空」をイメージした紺碧色、「伊豆の砂浜が太陽の光を受けて金色に輝く様子」を表わしたホワイト、「溶岩地形である城ヶ崎海岸の黒々とした岩石」を表わしたグレーを使い、「伊豆の圧倒的で雄大な自然」を表現したという。また開放的な車内空間を提供するため、各車の車体側面の上部には「天窓」を設ける。
全8両編成の1号車には、シートピッチ1250mmでゆったりとした同社初となる1＋1列の「プレミアムグリーン車」、2～3号車は4名もしくは6名で使用できる「グリーン個室」、4号車は「ヌードルバー」、5～8号車は従来の特急列車よりも広い2＋1列の「グリーン車」を連結。全席に電源コンセントを設置、無料Wi-Fiを提供するほか、各車両には大型の荷物置き場も設置する。
4号車のヌードルバーは、同社の東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」の飲食プロデュースを手掛ける「TRANSIT GENERAL OFFICE」がプロデュースした飲食サービス車両となっている。同車両では、こだわりの麺（ヌードル）を目の前で調理して提供するほか、2～3号車へデリバリーサービスなども行なう予定となっている。
観光特急列車の具体的な運転日などは、詳細が決まり次第案内するとのこと。
