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JAL、羽田空港で「こどもの日イベント」。屋敷支店長がこいのぼりを手に見送り

2019年5月5日 実施

JALは子供の日にちなんだ搭乗前イベントを羽田空港にて開催した

 JAL(日本航空)は5月5日、羽田空港において「こどもの日イベント」を開催した。2018年まではCA(客室乗務員)やパイロット、地上スタッフら、男性スタッフのみで運航を行なう「こいのぼりフライト」を開催していたが、今年からは“こどもの日”ということで、性別関係なく楽しんでもらおうという趣旨になった。

 当日は10時50分羽田発、沖縄行きのJL909便の搭乗口である9番ゲートでイベントを実施。ゲート前には兜飾りが置かれ、羽織袴姿の男性スタッフも混じって利用客をもてなしていた。

イベントは那覇行きのJL909便の搭乗前に行なわれた
9番ゲート前には立派な兜飾りが展示されていた

 搭乗前には、チェロ、バイオリン、サックスを持ったスタッフによって演奏が行なわれるなか、メッセージカード、手作りのしおり、キャンディが入った記念品を渡していた。

 また、9番ゲートの隣にはキッズスペースが設けてあり、こちらでは9時から11時まで「折り紙ヒコーキ教室」が開催された。JALは毎年折り紙ヒコーキ大会を開催しており、協会認定の指導資格を持ったJALスタッフが折り方や飛ばし方を丁寧に教えていた。

搭乗前にはスタッフによる演奏を披露
メッセージカード、手作りのしおり、キャンディが入った記念品
こちらは機内で配られた柏餅
乗客に手作りしおりなどが入った記念品を手渡して送り出した
折り紙ヒコーキ教室では手渡された紙ヒコーキを手に、早速元気に試す姿が見られた

 JL909便に乗客が乗り込んだあとは、地上から横断幕を持った大勢のスタッフでお見送り。そのなかにはこいのぼりを持つ、JAL 東京空港支店長の屋敷和子氏の姿も見られた。たくさんのスタッフに見送られ、JL909便は那覇に向けて10時53分に出発した。

出発を待つJL909便。使用機材はボーイング 767-300型機で、この日の搭乗人数は163名
地上からは機内の搭乗客に向けて盛大な見送りが行なわれた
日本航空株式会社 執行役員 東京空港支店長 屋敷和子氏(中央)
盛大な見送りに対してパイロットも操縦室から行ってきますと手を振る
プッシュバックされて滑走路に向かうJL909便