ニュース

JAL、羽田空港で七夕イベント。アバターロボット「JET」が見守るなか、園児たちが飾り付け&「たなばたさま」を合唱

2019年7月3日~7日 実施

JALは羽田空港で七夕イベントを実施した

 JAL(日本航空)グループは7月3日から7日まで、羽田空港で「JAL 羽田空港 七夕イベント」を実施した。

 笹竹と短冊が国内線第1旅客ターミナルの南北の出発カウンターと到着カウンター、国際線ターミナルの出発カウンター付近に設置され、誰でも願いごとを書いて飾り付けられるようになっていた。願いごとは後日、宮城県仙台市の大崎八幡宮へ奉納祈願される。

 7月5日には空港保育園「アンジュ保育園」の園児たちが40人ほど集まり、笹竹の飾り付けを行なった。

毎年恒例になっている七夕のイベント。空港利用客であれば誰もが短冊に願いごとを書いて飾り付けできる。2~3mほどの飾り付け用の笹竹が設置され、浴衣姿のグランドスタッフが七夕気分を盛り上げる
さまざまな願いごとのなか、「グランドスタッフになれますように」といった空港ならではの短冊も

 2018年の七夕イベントでは、和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」がスペシャルゲストとして登場したが、今年は4月にお披露目された遠隔操作のアバターロボット「JET」が園児をお出迎え(関連記事「AIではなく人のスキルで。JALが遠隔操作アバターロボット『JET』による接客を羽田空港で検証。2020年の一部実用化目指す」)。

 丸みを帯びた白いロボットが近づいてくると誰もが興味津々で、「ボクね~、実はみんなよりも年下なんだ」「ボクが入るとした何組に入れてもらえるかなぁ?」と流暢に話しかけ、たちまち人気者に。そのJETが見守るなか、園児たちは「たなばたさま」や「きらきら星」といった七夕や星にまつわる歌を披露し、集まった多くの利用客から拍手が送られた。最後に空港スタッフとともに笹竹に飾り付けを行ない、イベントは終了した。

手を挙げながら近づいてくるアバターロボット「JET」
愛嬌のある仕草と会話に園児たちも大喜び
握手もできるよ!とスタッフが言った瞬間、園児たちにとり囲まれるJET。とにかくすごい人気だ
「きらきら星」など七夕にまつわる曲を合唱する園児たち
用意した短冊や飾りを思い思いに飾り付ける様子
高い場所はスタッフに手助けしてもらって飾り付けをしていた
ポーズに対するリクエストにも応えてくれるサービス精神旺盛なJET