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ニッポンレンタカー、90か国1万拠点以上でレンタカー予約可能に。世界最大のレンタカー会社の米エンタープライズとパートナーシップ締結

2019年4月9日 発表

 ニッポンレンタカーサービスは4月9日、同社グループ会社ニッポンレンタカーインターナショナルと米エンタープライズ・ホールディングスがパートナーシップを締結したと発表。両社はフランチャイズ契約のもと、日本への来訪者や日本からの海外渡航者向けにエンタープライズが運営するWebサイトから予約できるようにする。

 エンタープライズ・ホールディングスは、空港近くなどの世界90か国以上1万を超える拠点で「Enterprise Rent-A-Car」「National Car Rental」および「Alamo Rent A Car」ブランドを運営している世界最大のレンタカー会社。

 ニッポンレンタカーではすでに National Car Rentalとの提携関係にあり、日本の顧客は米国やカナダで同ブランドの車両予約が、北米からの旅行者は日本での車両予約が可能。新しいパートナーシップにより、両市場の利用者が選択できるブランドと拠点が大幅に広がるとしている。

 このパートナーシップ締結により、海外からの訪日観光客やビジネス旅行者は日本滞在中にニッポンレンタカーを利用する際、「Enterprise Rent-A-Car」「National Car Rental」「Alamo Rent A Car」のWebサイトより予約可能になる。

 一方、日本から海外への渡航者は、ニッポンレンタカーの予約サイトを通じて、90か国1万拠点以上でレンタカーを借りることができるようになる。

 ニッポンレンタカーでは、5月より日本国内にある営業所834拠点のうち、空港や主要鉄道駅周辺の約80拠点で、ニッポンレンタカーおよび Enterprise Rent-A-Car、National Car Rentalのほか、Alamo Rent A Carブランドとして、レンタル車両を提供する。

 両社は、今後数年間で協力関係を深めて、さらなるサービスの開発や提供を進める予定としている。