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タリーズ、ハワイ州観光局公認のコナコーヒー「ハワイコナ 100% アリアナファーム」。おみやげ付きのコーヒースクールも実施
2月15日発売開始
2019年2月8日 14:52
- 2019年2月15日 発売
タリーズコーヒージャパンは、ハワイ州観光局公認のコナコーヒー「タリーズカッパーリザーブコレクション ハワイコナ 100% アリアナファーム」を2月15日から発売する。1袋150gで価格は5000円。希少種のため限定1800個の販売となっており、すでに予約受け付けが開始されている。1袋予約につき「タリーズジップス シングルサーブ オリジナルブレンド」1袋プレゼント。
2月7日、都内のタリーズコーヒー店で、このハワイコナ 100% アリアナファームに関する説明会が開催され、同時にタリーズコーヒーの新商品についても説明が行なわれた。
生産量が希少なコナコーヒー
ハワイコナ 100% アリアナファームについては、タリーズコーヒージャパン プロダクト本部 ビーンズ開発グループ チーフの渡邊さんが説明。ハワイ島の西岸にあるコナ地区で栽培されるアラビカ種ディピカが「ハワイコナコーヒー」と呼ばれ、コナコーヒーはコーヒー豆全体の中で1%に満たない希少な種類。ホワイトハウスで愛飲されているほか、ブランドコーヒーとして世界的に認知されている。
今回タリーズが選んだアリアナ農園では、アラビカ種より丈夫なリベリカ種を原木に用い、そこにアラビカ種ディピカを接ぎ木にて栽培することで病気に冒されにくい、元気なコーヒー豆を生産する手のかかる農法を行なっているとのこと。また、ハワイでは毎年11月に「コナコーヒー カルチュアル フェスティバル」が開催されており、アリアナ農園のコーヒーは「コナコーヒーカッピングコンテストで」で5回もグランプリに輝いているとのことだ。
このコナコーヒーという定義について、ハワイ州観光局 ハワイ州観光局 PR&Marketingマネージャーの宮本さんが説明。ハワイではさまざまなコーヒーが生産されているが、コナコーヒーというのはある一定レベルを満たしたコーヒーでしか使用できず、それ以外は「ハワイアンコーヒー」という呼称になるという。コナコーヒーは希少なため、10%コナコーヒーのような形で売られており、100%コナコーヒーは特別なものだという。
ハワイ州観光局では、タリーズの「ハワイコナ 100% アリアナファーム」を公認商品(日本ではこの商品のみを公認)するほか、公認商品を記念してハワイ島コナ往復航空券(1組2名)が当たるキャンペーンを2月1日から実施。詳細はタリーズの一部店舗に設置のハガキ、もしくはハワイ州観光局キャンペーンサイトで確認できる。
店内ではこの「ハワイコナ 100% アリアナファーム」の試飲会も実施。ドリップしていただいたのは、全国のタリーズで30名ほどというコーヒーマスターの称号をもつ秋田さん。1杯目はタリーズオリジナルの「タリーズ メタルドリッパー」で、2杯目はハリオのV60を使ったペーパードリップだった。コナコーヒーは独特の香りと味が華やかなのが特徴だが、メタルドリッパーで味わうハワイコナ 100% アリアナファームはそれに滑らかさというか艶やかさが加わる。ゆっくり飲むと、ゆっくり味が広がっていく感じだ。一方V60によるペーパードリップは、すっきりした味わいが強調される。どちらもコナコーヒーらしさがしっかり(100%だから当たり前ではあるものの)ありつつ、ドリップのみで方向性の違う味を抽出していただいた。
この「ハワイコナ 100% アリアナファーム」は、150gで5000円とタリーズのほかの豆に比べて高価となるが、タリーズではハワイコナ 100% アリアナファームがそのままおみやげとなるスペシャルコーヒースクールを1名5000円で実施している。このスクールではテイスティングや飲み方、スイーツとのペアリングを用意。いろいろ付いて価格は同じなので、時間があればこちらのスクールを利用するのがお勧めだ。このスクールの開催店舗や開催日時はタリーズのWebサイトに掲載されている。
なお、「ハワイコナ 100% アリアナファーム」は豆のみの販売となり、店頭でのドリンク販売は行なわれない。豆をどうひくかは店頭でリクエストでき、ひく量もお好みでとのことだ。このコーヒーミルサービスは、タリーズが販売するコーヒー豆であれば、どの豆でも受け付けてくれるとのこと。例えば1週間分くらいの量を毎回リクエストすることもでき、いつでも鮮度の高いコーヒーを楽しむこともできる。
「ミルキーハニーソイラテ」や「&TEA キャンブリックジンジャーロイヤルミルクティー」
コナコーヒーのほか、タリーズが2月15日より発売する「ミルキーハニーソイラテ」や「&TEA キャンブリックジンジャーロイヤルミルクティー」の紹介も行なわれた。「ミルキーハニーソイラテ」は、ソイ、つまり豆乳を使用したラテで、ホイップクリームも豆乳ベースとなっているのが特徴。牛乳を使っておらず、牛乳が苦手な方でもホイップクリームが乗ったラテを楽しめると、タリーズコーヒージャパン マーケティング本部の工藤さんはいう。
一方、「&TEA キャンブリックジンジャーロイヤルミルクティー」は名前のとおり紅茶がベースのミルクティー。タリーズというとコーヒーのイメージが強いが、タリーズコーヒージャパン マーケティング本部の本間さんによると、ティー関連の売上げも伸びており今では10%を超える販売割合になるという。とくに冬に人気なのが温かいロイヤルミルクティー。「&TEA キャンブリックジンジャーロイヤルミルクティー」では、アフリカ南東部のマラウイ共和国の紅茶をベースにしており、そこにジンジャー粉を加え、ハチミツによるコクが加わっている。寒い冬にピッタリなドリンクだろう。