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セントレア、英SKYTRAXからの「5スターエアポート」認定楯授与式&祝賀会実施。「清潔さ」などで高評価
2019年1月31日 22:03
- 2019年1月31日 実施
セントレア(中部国際空港)は1月31日、航空業界の格付け会社である英SKYTRAXから、リージョナル空港部門において「5スター」認定を受けたことに関し、SKYTRAX CEOのエドワード・プレステッド氏からの認定楯授与式と、セントレアで業務を行なう約70の企業や団体などから約300名が集まっての祝賀会が行なわれた。
セントレアは2017年に5スター認定を受け、今回で2回連続での獲得になるという。またSKYTRAXでは毎年国際空港評価「World Airport Awards」を実施しており、セントレアはこれまで「The World's Best Regional Airport」を2015年から4年連続、「Best Regional Airport-Asia」を2011年から8年連続で受賞している。
授与式のために英国から来日したプレステッド氏は、SKYTRAXの役割などについて述べたあと、「5スターは世界の空港のなかでも少数で、それを再び獲得した」と評価。現在、5スター認定されている空港はセントレアを含めて9空港。リージョナル空港部門では3空港のみとなっている。
監査においては設備やサービスなどを500以上の項目をチェック。プレステッド氏は「私が最も重要な要素として考えているのは空港が成長できるようチームが努力しているかどうかだ」と述べ、授与式&祝賀会に集まった空港関係者に向け「いろいろなチームの方々におめでとうと言いたい」と述べ、あいさつを締めた。
セントレアからは、中部国際空港 代表取締役副社長の各務正人氏が代表として臨席し、「SKYTRAXの監査は500以上の調査項目があり、それぞれの評価を積み重ねての5スターとなる。皆さんがそれぞれの持ち場で努力していただいた結果」と、祝賀会に集まった関係者に謝辞を述べ、「特に清潔さやスタッフの対応に高い評価をいただいた」とねぎらった。
一方で、「セントレアはまだまだ進化の途上。5スターを維持するのは並大抵のことではなく、SKYTRAXからも監査を通じてよりよい空港になるための提案をいただいている。サービスレベルの維持、向上に向けて、皆さまと協力しながら取り組んでいきたい」と決意を新たにしていた。