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AIR DO、「ありがとう!就航20周年」新千歳空港で記念セレモニー。新制服を着たスタッフやベア・ドゥがお見送り
「北海道の翼に相応しいオンリーワンのエアラインを目指す」と草野副社長が抱負を語る
2018年12月21日 19:32
- 2018年12月20日 実施
AIR DOは1998年12月20日に羽田空港~新千歳空港(札幌)線を就航してちょうど20年目にあたる12月20日、新千歳空港 国内線旅客ターミナル2階の7番搭乗ゲート前で就航20周年記念セレモニーを開催した。
20周年当日は、セレモニーのほかに新千歳~羽田線全22便の搭乗客に記念品として「北海道の誇るこだわりのスイーツ」がプレゼントされた。
就航20周年記念セレモニーでAIR DO 代表取締役副社長 草野晋氏は、「本日はご搭乗まことにありがとうございます。AIR DOは本日、就航20周年を迎えました。1998年12月20日、この新千歳空港から第1便が飛び立ちました。それから20年、この記念すべき日を迎えることができましたのもお客さまのお陰でございます。本当にありがとうございました」とこれまでの感謝を述べ、「これからも全社員の力を結集して北海道の翼に相応しいオンリーワンのエアラインを目指してまいります。これからも応援のほどどうぞよろしくお願い致します」とあいさつした。
記念セレモニーのあと、就航20周年を記念して本日(12月20日)よりCA(客室乗務員)、空港旅客スタッフ、運航乗務員(パイロット)、整備士の4職種の制服を一斉にリニューアルしたというアナウンスがあり(関連記事「AIR DOが一斉リニューアルする新制服紹介。現場スタッフからは『軽さ』『速乾性』『動きやすさ』が好評」)、9時00分発のADO14便搭乗開始までの短い時間ではあったが、希望者が新しい制服を着用したCAとAIR DOマスコットキャラクター「ベア・ドゥ」との写真を撮れる時間が設けられた。
またAIR DOは、制服のリニューアルと同時にフルCGを採用した機内安全ビデオも10年ぶりにリニューアル。この日が公開初日となった(関連記事「AIR DO、制服のリニューアルと同時に機内安全ビデオを一新。『隠れベア・ドゥを探してみて』と担当者」)。
この日の新千歳~羽田線の全22便では、20周年記念のお菓子をプレゼント。新千歳発便では石屋製菓の北海道外初の直営店「ISIYA GINZA」限定スイーツ「Saqu(サク)LANGUE DE CHAT」(ヘーゼルナッツ味、3枚入り)の特別パッケージを、羽田発便は小樽の洋菓子店「LeTAO(ルタオ)」の「フロマトロン」&「テノワール」を2種セットで配布した。
ADO14便の搭乗客たちは搭乗ゲートを通過後、ボーディングブリッジで記念品「Saqu(サク)LANGUE DE CHAT」を草野氏をはじめAIR DOスタッフから手渡された。AIR DOの航空機や20周年記念のロゴマークなどとともに「ありがとう! 就航20周年」と書かれた横断幕をAIR DOスタッフが広げ、スポットから出発し滑走路へ向かうADO14便が見えなくなるまで手を振ってお見送りした。
セレモニー後の囲み取材で草野晋氏はこの20年を振り返り、「AIR DOが就航した当時は北海道も経済に非常に厳しい時期でございましたけれども、固い決意を持って飛び立った。創業の精神については今後も大事にしていきたい」と述べ、機内サービスの飲食物や機内販売などを通じて「大手、あるいはLCCとは違った独自のサービスを追求し、北海道にゆかりのある方、北海道が大好きな方がAIR DOに乗った途端に北海道を感じていただけるようなエアラインになっていきたい。これからは育てていただいた北海道の皆さまに恩返しをするべく、頑張って参りたいと思います」と今後の意気込みを述べた。