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「ディズニー・クリスマス」を開催中の東京ディズニーランド&ディズニーホテルで楽しめる「スペシャルメニュー」

2018年11月8日~12月25日 開催

ディズニーアンバサダーホテルのロビーラウンジ「ハイピリオン・ラウンジ」で提供されるクリスマススペシャルメニュー「“ディズニー・クリスマス”ケーキセット」(1600円)

 オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートで11月8日から12月25日まで、クリスマスのスペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催。今年はアニバーサリーイベントの「東京ディズニーリゾート35周年記念“Happiest Celebration!”」も合わせて実施中で、クリスマスの華やかなデコレーションとともに35周年のアニバーサリーイヤーならではのクリスマスが楽しめる。

 パレードの「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」(関連記事「東京ディズニーランドでクリスマスのスペシャルイベント開催中。パレード『ディズニー・クリスマス・ストーリーズ』を紹介」)やロマンチックな夜の演出とクリスマススペシャルグッズ(関連記事「東京ディズニーランドのクリスマス。スノースノーグッズに『スノープルート』が登場」)を紹介してきたが、本稿ではパーク内や、隣接するディズニーアンバサダーホテルと東京ディズニーランドホテルのクリスマス特別メニューなど、クリスマスの食関連をレポートする。

「ディズニーアンバサダーホテル」のかわいいスイーツと上質ディナー

 まず本稿冒頭にある写真のかわいらしいいクリスマス全開のスイーツは、ディズニーアンバサダーホテル内のロビーラウンジ「ハイピリオン・ラウンジ」の「“ディズニー・クリスマス”ケーキセット」(1600円)。マカロンとフルーツでデコレーションされた中は、ピスタチオのスポンジとラズベリー&ヨーグルトの2層ムース。ムースの甘さは控えめで、わずかに酸味も感じられ大人も楽しめるスイーツに仕上がっている。写真ではボリューミーに見えるが、ふわふわで軽いので食べやすい。上部のデコレーションも砂糖でできていて食べられる。コーヒーまたは紅茶のドリンク付き。

 ディナーは、同じくディズニーアンバサダーホテル内の「エンパイア・グリル」で提供される「“ディズニー・クリスマス”スペシャルディナー エメラルド(1万5000円)」を紹介する。写真で紹介しているのは3品だが、実際には6品からなる本格ディナーコース。デザートの「バニラムースリーヌとフレッシュストロベリー 柚子のソルベ」では、クリスマスオーナメントをモチーフにした赤い飴細工が被せられて登場し、ホワイトチョコを削って雪のように降らせる演出もあって大いに盛り上がることうけ合い。メインの「ビーフテンダーロインとリ・ド・ヴォーのロール仕立て ポルチーニ茸のフラットブレッドとともに」は、ブッシュ・ド・ノエルをモチーフとしていて、ビーフテンダーロインの適度な肉感が味わえる。リ・ド・ヴォーは仔牛の胸腺肉でとても柔らかい。

ディズニーアンバサダーホテルのロビーラウンジ「ハイピリオン・ラウンジ」。窓が大きく明るいラウンジ
ディズニーアンバサダーホテル内の「エンパイア・グリル」のエントランス。ツリーが飾られていた
エンパイア・グリルの店内。奥にカウンター・バーもある
エンパイア・グリル」で提供される「“ディズニー・クリスマス”スペシャルディナー エメラルド」(1万5000円)から3品。手前はデザートの「バニラムースリーヌとフレッシュストロベリー 柚子のソルベ」
「ロブスターのポワレ バニラ香るロブスターソース トリュフとマッシュルームのデュクセルを入れたムースリーヌ」
「ビーフテンダーロインとリ・ド・ヴォーのロール仕立て ポルチーニ茸のフラットブレッドとともに」は、ブッシュ・ド・ノエルをモチーフにしてる
デザート登場時はオーナメントをモチーフにした赤い飴細工が被せられて登場し、ホワイトチョコを削って雪のように降らせる演出がある
ディズニーアンバサダーホテル。リゾートとは無料のシャトルバスが運行している

東京ディズニーランド内のレストランのクリスマスメニュー

 東京ディズニーランドのレストランも紹介しよう。最初はワールドバザールにある「イーストサイド・カフェ」の「スペシャルコース」(2480円)。パスタをメインにしてデザートも楽しめるコース。パスタにはチキンとベーコン、キノコと具だくさん。皿の周囲にはキノコパウダーが散りばめられているので、好みで付けて食べよう。写真ではパスタがコンパクトにまとまっているように見えるが、深い皿に入っていてボリューミー。ポテトとホウレン草のキッシュも、ゴロっとポテトが入っていて食べ応えがあり、デザートも量があってお腹いっぱいに楽しめる。デザートは甘め。

 もう一つは、クリッターカントリーの「スプラッシュ・マウンテン」横にある「グランマ・サラのキッチン」の「スペシャルセット」(1580円)。ローストチキンにシーフードとキノコのクリームソースがけがメインで、ケーキとドリンクも付く。予約はできず、カウンターで食事を受け取り自由に着席して食べるタイプの気軽なレストラン。手早くボリュームのあるメニューを食べたい時にオススメだ。

「イーストサイド・カフェ」の「スペシャルコース」(2480円)。「ポテトとホウレン草のキッシュ、サーモントラウトのムースをのせて」「スパゲッティーニ、キノコとチキンのクリームソース」「ピスタチオムースケーキとストロベリーのセミフレッド」「飲み物のチョイス」のほかにパンが付く
「スパゲッティーニ、キノコとチキンのクリームソース」は、具だくさんで、見た目以上にボリュームがある
イーストサイド・カフェ店内。適度にパーティションで区切られ、落ち着いて食事が楽しめる
「グランマ・サラのキッチン」の「スペシャルセット」(1580円)。メインは「ローストチキン、シーフードとキノコのクリームソース ライスとベジタブル添え」
「アーモンドストロベリーケーキ」。ドリンクのカップは35周年記念のデザイン
グランマ・サラのキッチンの店内。ジャコウネズミのサラおばあちゃんのお店でビーバーブラザーズが作ったとあって洞窟のようなつくり。暗めで落ち着く雰囲気

「東京ディズニーランドホテル」にある大満足ビュッフェレストラン「シャーウッドガーデン」

 最後は東京ディズニーランドホテルのビュッフェレストラン「シャーウッドガーデン」で、11月1日~12月19日の期間で提供する「“ディズニー・クリスマス”ディナーブッフェ」(大人5000円、7~12歳3500円、4~6歳2500円)。華やかなクリスマスの雰囲気を楽しめる豊富なメニューが楽しめる。特にスイーツの種類が多く、食事はほどほどにしっかりとスイーツも楽しんでほしい。大人も子供も満喫できるビュッフェメニューとなっている。

 なお、12月20日~25日まではより特別な「“ディズニー・クリスマス”スペシャルディナーブッフェ」(大人6500円、7~12歳4500円、4~6歳3000円)が開催される。12月20日に価格とメニューが切り替わるので注意。

 紹介しているメニューはディナー(平日17時~21時半、土日曜祝日16時30分~21時30分)向け。ランチ(11時30分~14時30分)にも「“ディズニー・クリスマス”ランチブッフェ」(大人4000円、7~12歳3000円、4~6歳2000円)が開催されている。多くは共通メニューだが、一部異なるメニューもある。

 ここで紹介するのは、ビュッフェメニューのごくごく一部。食べてみたいけど全部試すのは絶対ムリ……というほど豊富な種類が提供されていて、洋食を中心に、中華、和食なども含まれた美食メニューが待ち構えている。

 東京ディズニーランドホテル 総料理長の濱野章一郎氏に、今年のビュッフェメニューのポイントなどを聞いたところ、「心も体も温まるクリスマスメニューを用意しました。まずは見て楽しんで、香りのある食材をふんだんに使っていますので、香りも楽しんでください。そして食べて喜んでいただければうれしく思います。お子さまが楽しんでもらえるのはもちろんなのですが、ご年配の方を含め大人も幅広く満足してもらえるメニューをたくさんそろえています。今回ケーキは、クリスマススペシャルとしてオペラ(※コアントローといった洋酒のシロップに浸した生地とガナッシュやコーヒークリームなどで多層にし、チョコレートで覆ったフランス発のケーキ。上に金箔などがあしらわれることも多い。大人のクリスマスケーキとして人気)の力作を出していますので、ぜひご賞味いただければと思います」と語ってくれた。ぜひ総料理長もイチ押しのオペラは味わって見てほしい。

シャーウッドガーデンで、11月1日~12月19日の期間で提供する「“ディズニー・クリスマス”ディナーブッフェ」の一部
「仔羊腿肉の香草パン粉焼き」(手前)、「サーモンのパイ包み焼き」(左)、「シュリンプフリッター マンゴーマヨネーズソース」(奥)、「ポークスペアリブの紹興酒煮」(右)
「魚介の冷製 ロブスタージュレ添え」(手前)、「スモークサーモンのシトラスサラダ」(左)、「ヴィシソワーズと赤ピーマンのピュレ」(奥左)、「カリフラワーのブランマンジェ 蟹ミソソース」(奥右)
ビュッフェコーナーはディズニーのキャラクターでかわいくデコレーションされている
クッキーのディズニーのキャラクターも
デザートを一部紹介。総料理長が力を入れたと言っていた「ラズベリーとピスタチオのガトーオペラ」(手前)。「ピスタチオムース」(奥)には星型のチョコがトッピング
色も鮮やかな「フルーツタルト」
チョコ好きにはたまらなそうな「ガトーオランジュリー」
ミッキーマウスのデコレーションがされた王道ケーキ「ストロベリーショートケーキ」
キッズ向けメニューでは少し台が低くなっている配慮も
キッズ向けのワッフルには、ミッキーマウス型の焼き物も
肉好き向けには、先に紹介した仔羊腿肉のほか、切り分けてくれる「ローストビーフ」もある
心も体も温まる煮込み系も充実している。こちらは「ポトフ」
「幅広い層に楽しんでいただけるメニューをそろえています」と語った東京ディズニーランドホテル 総料理長 濱野章一郎氏

 東京ディズニーランドに行くと、アトラクションを回るのに忙しく、食事は空いてるカフェで慌ただしくということもあるかもしれないが、ティータイムやディナーに周辺ホテルでゆっくりする時間を作ると、まったく別の楽しみ方ができる。東京ディズニーランドホテルは近くて歩ける距離で、ディズニーアンバサダーホテルへは無料シャトルバス「ディズニーリゾートクルーザー」が10分間隔で運行している。デートでも家族連れでも、喧騒を離れて休憩や食事を楽しむのにオススメだ。もちろん宿泊客でなくても利用でき、ハイピリオン・ラウンジ以外のホテルレストランは予約も可能だ。

 東京ディズニーランドは、すでにクリスマスムードに染まっている。年末に近づくにつれ、より多くの人であふれるようになるだろう。クリスマス・イブ当日にこだわらないなら、なるべく早い時期に楽しむのが最善かと思う。ぜひ、東京ディズニーランドの楽しいクリスマスを満喫してみてほしい。

東京ディズニーランドのすぐ横にある東京ディズニーランドホテル。夜景はロマンチック