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「ホテルJALシティ東京 豊洲」、豊洲市場前に2019年10月開業

2019年10月 開業予定

「ホテルJALシティ東京 豊洲」が豊洲市場前に開業する

 ホテルオークラの子会社で運営会社のオークラ ニッコー ホテルマネジメントは、東京・豊洲に建設される低酸素環境下トレーニング施設「(仮称)ASICS Sports Complex TOKYO Bay」併設の複合施設「(仮称)Dタワー豊洲」内に「ホテルJALシティ東京 豊洲」を開業する。開業時期は2019年10月を予定。

 オークラ ニッコー ホテルマネジメントは、大和ハウス工業と同社が東京・豊洲に建設中の複合施設「(仮称)Dタワー豊洲」にオープンするホテルJALシティ東京 豊洲に関する運営管理契約を2017年9月7日に締結していたが、その施設概要が固まった。

「ホテルJALシティ東京 豊洲」概要

開業:2019年10月予定(建物は2019年7月31日竣工予定)
所在地:東京都江東区豊洲6-4-1B街区
アクセス:ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線) 市場前駅から徒歩2分
建物面積:敷地面積7419.87m2、建築面積3781.13m2、延床面積2万7605.99m2
建物:鉄骨造一部鉄筋コンクリート造/地上17階地下1階建て。ホテルは6~16階
客室数:330室(標準客室面積20~30m2

 大和ハウス工業が豊洲埠頭「4-1B地区」に開発する複合施設「(仮称)Dタワー豊洲」は、「東京ガス豊洲スマートエネルギーセンター」に隣接し、地上17階、地下1階、高さ70m、延床面積2万7605.99m2で、6~16階に「ホテルJALシティ東京 豊洲」が、2~3階には低酸素環境下トレーニング施設の設置が予定されているほか、飲食店や物販店舗などの健康に配慮した施設が設けられる。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村(晴海地区)と各競技施設の中間に位置するため、スポーツに関連した施設の需要もあり開発計画が進められている。

 ホテルJALシティ東京 豊洲は、国内外の20代後半から40代前半をメインターゲットとし、限られた時間を有効に、有意義に過ごしたいという、時代の変化に敏感な利用者のニーズを実現するホテルにするという。スマートデバイスを活用し、予約からホテル滞在、チェックアウトまでのあらゆるシーンで、利用者の利便性を高めるほか、全客室でバスとトイレが分かれ、洗い場付きの浴室を用意する。客室空間は、オーガニックモチーフをあしらいながら「重ねあわせ」のデザインを設えることで日本らしさを感じることができる、温かく居心地のよい空間とし、ホテルステイを快適に過ごしたいという利用者のニーズに応えるとしている。

 このやや広い間取りを有し、スマートデバイスを活用し利便性を高めていく、ホテルJALシティブランドのホテルは「ホテルJALシティ名古屋 錦」「ホテルJALシティ札幌 中島公園」に続いて3軒目となる。

ホテルJALシティ東京 豊洲の客室数は330室。標準客室面積は20~30m2
ホテルJALシティ東京 豊洲は豊洲市場前に開業する