キュナード、11月に客船「クイーン・エリザベス」を改装。客室やスパ、シアターなどを最新仕様へ

11月14日～30日に改装のためにドックインする客船「クイーン・エリザベス」

　キュナードは10月11日、11月14日～30日の16日間にわたり、クイーン・エリザベスをドライドック入りさせ、改装作業を行なうことを発表した。

　先に大規模改装を行なったクイーン・ヴィクトリア、クイーン・メリー2と同様のラグジュアリー・スタンダートへと全客室を改装。ショッピング施設のロイヤル・アーケードやスパ、美容室も刷新する。

　デッキはデッキチェアを一新するほか、アフタヌーン・サンデッキの日よけエリアを拡張。ロイヤル・コート・シアターに最新設備を導入する。

ロイヤル・アーケードへと続く階段

ロイヤル・コート・シアター

　改装後のクイーン・エリザベスは、2019年に大黒ふ頭新客船ターミナルを発着地とする初めての横浜発着クルーズ、2020年には東京国際クルーズターミナルを発着地とする初めての東京発着クルーズと、いずれも首都圏に整備される新たな客船ターミナルを活用したクルーズツアーを予定している。