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北海道のノーザンホースパークで乗馬体験。ホーストレッキングに参加してみた

「馬と自然の持つ力で訪れたゲストに“輝く思い出”を作る」

2018年6月20日 実施

ノーザンホースパークが報道向けの営業説明会とアクティビティ体験会を実施した

 ノーザンホースパークは4月15日から2018年の夏期営業を開始しているが(11月5日まで)、6月20日に報道向けの営業説明会を実施。合わせて報道陣向けにアクティビティの体験会などを行なった。

 ノーザンホースパークは北海道苫小牧市にある馬と自然のテーマパークで、さまざまな形で馬と触れ合えるのが魅力。パーク内には約80頭の馬が暮らしている。競走馬の生産で知られる社台グループが運営しており、2019年で開業30年を迎える。新千歳空港(札幌)からはクルマで15分程度。空港とは無料のシャトルバスも運行している。

ノーザンホースパーク

所在地:北海道苫小牧市美沢114-7
営業時間:
4月15日~6月30日、9月1日~11月5日 9時~17時
7月1日~8月31日 9時~18時
11月6日~4月9日 10時~16時
4月10日~14日 休園日
入園料:大人 800円、子供 400円、小学生未満 無料、16時以降無料、11月6日~4月9日は無料
アクセス:新千歳空港から無料シャトルバスあり
TEL:0144-58-2116
Webサイト:ノーザンホースパーク

ホーストレッキングを体験

 今回、報道陣向けに用意されたアクティビティは「ホーストレッキング」「体験乗馬」「観光ひき馬」「観光馬車」の4種。記者はホーストレッキングを選択した。4種いずれも普段から利用者向けに用意されているアクティビティで、ホーストレッキングは約30分間、馬の背中に乗ってパーク内を散策するもの。自分で手綱を握り、馬の進む方向を指示できるなど、ひき馬とはひと味違う体験ができる。北海道の自然を普段と違う高い視点で眺めつつ、なにより馬との触れ合い・コミュニケーションを楽しみながら、のんびりと乗馬できるという点がポイントだ。ヘルメットやブーツのレンタルがあり、最初に馬の扱いについてレクチャーがあるので、決して難しいものではない。散策中はスタッフが同行するので、その点でも安心できる。

 まずはインドア乗馬場で、馬に跨がるところから。階段状の乗り場を使って馬の背に高さを合わせて、鐙(あぶみ)に足を通す。ここでは手綱の握り方、馬の歩かせ方(歩き始め方・止まり方)、方向の指示の仕方などを学ぶ。一通り理解したら早速外の散策へ。

 今回記者を乗せてくれたのは牡馬の「ソユーズ」。やや丸みを帯びた馬体(といっても間近で見ると分かるが、ものすごく引き締まっている)のため跨がったときに安定感があり、加えてソユーズは大変おとなしい性格だそうで、右に行きたい左に行きたいというこちらの指示には素直に従ってくれるし、散策中に自転車が近くを通り過ぎても必要以上に気にする様子がない。

 それもそのはず、ソユーズはノーザンホースパークのウェディングプランで、新郎新婦が馬に乗って挙式会場へ向かうときに新婦を背に乗せる役を担っているそうだ。馬によってはドレスの裾が体に触れるのを気にしてしまうこともあるらしく、ソユーズの落ち着きぶりが分かる。記者はこれが初めての騎乗だったが、ソユーズのおかげでまったく不安なく散策することができたし、落ち着いて景色を眺めることもできた。馬体と接している太ももや腰から馬の体温が伝わるのも新鮮だった(ちなみに馬の体温は37~38℃とのこと)。

 こうした情報は付き添いのスタッフが教えてくれたもので、自分を乗せてくれた馬の生い立ちや性格を聞いたり、馬が立ち止まってしまったとき(帰り道はそうなりがちらしい)の対処を聞いたりと、馬への理解を深めるのに非常に助けになった。今回はお試しで本来の半分(15分間)のホーストレッキングだったが、めったにない非日常体験ができた。なお、ホーストレッキングは予約優先なので、確実に体験したいなら事前に予約しておくことをお勧めする。

スタッフは付き添うものの、見てのとおり手綱を握るのはあくまで自分。馬との触れ合い、パーク内の自然の両方が楽しめるのがホーストレッキングだ
ホーストレッキング

所要時間:1鞍(1回)約30分
定員:一度に2名まで
料金:5000円
用具レンタル:ヘルメット100円、ブーツ100円、チャップス100円
保険料:500円(1日)
TEL:0144-58-2812(予約)

ハッピーポニーショーほかアクティビティがいろいろ

 パークでシャトルバスが停まる箇所の目の前にある「パラッツォ・ベガ ポニー館」では、平日は1日2回、土日祝は1日3回、ポニーショーが開催されている。全天候型(屋内)のポニーショー設備はここが全国初で、そもそも「馬(ポニー)に芸をさせる」という試みもこのパークから始まったものとのこと。所要時間は約20分で、観覧は無料。

ポニーが手(脚)を振ってあいさつしたりステップを踏んだりジャンプしたりと、実に多芸。子供連れならぜひ参加してほしいアクティビティ

 このほか、パーク内にはさまざまなアクティビティが用意されている。詳細は関連記事「ノーザンホースパーク、2017年夏期からは馬や自然との触れ合いが輝く時間を作る『Brilliant Moments』がコンセプト」でも紹介しているので、ご覧いただきたい。

パーク内には複数の厩舎があり、約80頭の馬が暮らしている。厩舎内の馬は間近で見学できる
ボタニカルガーデン。豊かな自然もパークの魅力

 また、ノーザンホースパークからクルマで20分程度の距離に、種牡馬を繋養するための牧場「社台スタリオンステーション」(北海道勇払郡安平町)がある。「ディープインパクト」「キタサンブラック」といった馬券を買わない人でも知っているような著名な競走馬が放牧されており、放牧時間に訪問すれば実際に見学することもできる。なお、2014年からは不定期でノーザンホースパークから見学ツアーを実施しており、より間近で歴戦の名馬を目にすることができる(2018年のツアーはまだ未定)。

オルフェーブル
モーリス
キタサンブラック
ドゥラメンテ
ディープインパクト

「パークを散策すると元気になれる」と吉田社長

 アクティビティの体験後、会場を移して事業説明会を行なった。登壇して説明を担当したのは、ノーザンホースパーク 取締役 マーケティング室 室長の米本晃子氏。同社のミッションを「馬と大地との絆を通じて人々に笑顔と感動、豊かな心を届ける」「馬の美しさ、賢さを伝え日本の馬事文化の発展に貢献する」と紹介し、その使命を遂行するためのスローガンとして、「Brilliant Moments ~輝く時間(ひととき)」を掲げている。これを、「馬と自然・良質なサービスを通じて、訪れるすべてのゲストの心に“輝く思い出”を作ってほしいという願いが込められている」と説明した。

 また、急遽会見場に姿を現わした代表取締役の吉田勝已氏は、「経験もないなか、何をやりたい何を見せたいということを自分自身で考えて、パークを作り上げてきた」と29年間の歩みを振り返る。「パークを散策するだけで元気になれる」と、馬と自然の持つ力をアピールした。

株式会社ノーザンホースパーク 取締役 マーケティング室 室長 米本晃子氏
米本氏が示したスライド
株式会社ノーザンホースパーク 代表取締役 吉田勝已氏