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「NEXCO東日本 SA・PAグルメアンバサダー」のもえのあずきさんが編集部を訪問
SA/PAメニューコンテスト決勝戦を3月20日開催
2018年3月5日 11:00
- 2018年3月20日 決勝戦開催
NEXCO東日本とネクセリア東日本は、事業エリア中186カ所あるSA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)のうち、施設内のレストランなど42店舗が出場する「新メニューコンテスト」を11月1日から実施、3月20日に決勝戦を行なう。第12回の今回は、一律1500円の価格設定が設けられ、実際にSA/PAで新メニューを提供。地元食材を取り入れるのはもちろん、SNS映えする華やかさも重視されている。12月6日からは7つのブロックに分けて予選会を実施、勝ち残った10店舗が決勝戦に挑む。
その3月20日を控えて、「NEXCO東日本 SA・PAグルメアンバサダー」の“もえあず”こと、もえのあずきさんが編集部を訪問、自身も審査委員を務める決勝戦の見どころをアピールした。勝ち残った10店舗とメニューは以下のとおり。
道央自動車道 輪厚(わっつ)PA(上り)
メニュー名:新しい北の食と出会う道「山海の旅路 彩」
テナント:ネクスコ東日本リテイル
メニューのポイント:豊富な魚介類を刺身やてんぷらで、さらにじゃがいもの稀少品種「インカの目覚め」も味わえるメニュー。鮭ルイベ(冷凍刺身)や食前酒風のハスカップジュース、大根のハスカップ漬けなども。
東北自動車道 岩手山SA(上り)
メニュー名:ボヌール八幡平(はちまんたい)
テナント:岩手県北自動車
メニューのポイント:市内で育った黒毛和牛「八幡平牛」を使ったビーフシチューがメイン。八幡平牛はあまり流通していないそうで、自家製のデミグラスソースと合わせてある。奥に見えるのは、三陸のホタテや岩手県産の野菜を使った魚介のミルフィーユ。
東北自動車道 長者原SA(上り)
メニュー名:伊達なcuisine 誉 ~政宗公の城下食彩探訪~
テナント:グリーン・グリーン
メニューのポイント:1時間程度かけてコース仕立てで提供するメニュー。A5の仙台牛を鳴子温泉の希少米「ゆきむすび」で俵飯にしたほか、中央の器は「みやぎサーモン」を使ったブイヤベース。
東北自動車道 安達太良(あだたら)SA(上り)
メニュー名:うねめ「花籠御膳」
テナント:日の丸サンズ
メニューのポイント:太鼓や提灯など「郡山うねめまつり」をイメージした盛り付けで、郡山産の黒毛和牛「うねめ牛」をスモークステーキに、ソースは甘みの強いブランド野菜「御前人参」を使っている。もえのあずきさんも実食済み。
東北自動車道 那須高原SA(下り)
メニュー名:栃木おもてなし3段御膳
テナント:ロイヤルホールディングス
メニューのポイント:「那須鶏」「那須野ヶ原牛」「ゆめポーク」など地元食材を特徴的な器と膳に盛ったメニュー。角煮は山芋と合わせたタレを使っており、タレまでしっかり味わえる。地元のカブと大根を使った手まり寿司も。
関越自動車道 上里SA(下り)
メニュー名:姫豚と深谷ねぎの地元ご馳走膳
テナント:西武鉄道
メニューのポイント:上里小麦を使ったうどんと、ブランド豚「姫豚」、そして「深谷ねぎ」が楽しめるしゃぶしゃぶがメインのメニュー。食後には地元「ヤマキ醸造」の豆腐が入ったガトーショコラを。
上信越自動車道 横川SA(上り)
メニュー名:軽井沢 霧の回廊
テナント:荻野屋
メニューのポイント:フタを開けた瞬間にドライアイスの霧があふれ出す演出のメニュー。軽井沢の高原をイメージした器に、真空低温調理した「上州もち豚」、和風だしでいただくそばを閉じ込めた。そばは粉チーズとオリーブオイルで味の変化も楽しめる。こちらも、もえのあずきさんが実食済み。
上信越自動車道 東部湯の丸SA(上り)
メニュー名:ぐるっと信州よくばり御膳
テナント:ホテル紅や
メニューのポイント:蒸した長野県産「米豚」をポン酢で、「信州サーモン」を刺身で、鮎はクルミを使った衣でから揚げにしていただくメニュー。野沢菜とキノコを使ったご飯、市田柿のデザートも用意。
常磐自動車道 友部SA(上り)
メニュー名:君への手紙 ~TOMOBE SA“FT.”M.STYLE~
テナント:東武食品サービス
メニューのポイント:このメニューのために食器デザイナーに依頼したという分割できる球体の器が斬新。「常陸牛」のローストビーフ丼のほか、「つくば美豚」「つくば鶏」など地元産にこだわった。デュラムセモリナ粉を合わせたそばは、カレーソースでいただく。
関越自動車道 越後川口SA(上り)
メニュー名:けんさん焼き旬味セット
テナント:越後交通
メニューのポイント:魚沼産コシヒカリに、新潟の枝豆「黒崎茶豆」を混ぜて焼きおにぎりにした「剣先(けんさん)焼き」は、あとから佐渡のあごだしでだし茶漬けとしても楽しめる一品。新潟の洋梨「ル・レクチェ」を使ったデザート付き。
決勝戦では、審査委員長に四川飯店グループ オーナーシェフの陳建一氏、特別審査委員に東京調理製菓専門学校 校長の柘植末利氏、審査委員としてネクセリア東日本 代表取締役社長の村山和夫氏、モータージャーナリストの岩貞るみこ氏、タレントの川瀬良子さん、そしてもえのあずきさんが、すべてのメニューを実食のうえ審査を行なう。
決勝戦で期待するメニューをもえのさんに聞いてみたところ、実際に食べたことのある安達太良SA(上り)の「うねめ『花籠御膳』」と、横川SA(上り)の「軽井沢 霧の回廊」には思い入れがある、としつつも、長者原SA(上り)の「伊達なcuisine 誉 ~政宗公の城下食彩探訪~」は仙台牛が美味しそうと迷っている様子。販売数で現在トップという友部SA(上り)の「君への手紙 ~TOMOBE SA“FT.”M.STYLE~」も有力だそうだが、「でもやっぱり当日食べて決めます!」とのこと。
なお、決勝戦の模様は一般公開されないが、どのメニューも5月末まで各SA/PAで提供を行なうので、近くに立ち寄った際は試してみてはいかがだろうか。