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NEXCO東日本、東京外環道(外回り)三郷JCTから常磐道へ接続する専用ランプを4月11日22時開通

国道298号との交錯をなくすルート新設で渋滞解消に期待

2018年4月11日22時 開通

三郷JCTに、東京外環道(外回り)から常磐道へ向かう専用ランプを4月11日22時に開通

 NEXCO東日本(東日本高速道路)は3月14日、東京外環自動車道(C3)の三郷JCT(ジャンクション)において、外環道の外回りから、常磐自動車道(E6)の下り方面へ接続する専用ランプを4月11日22時に開通することを発表した。

 既存のランプは、外環道(外回り)から常磐道や首都高速 6号三郷線へ分岐しているほか、途中、国道298号の三郷入口からの流入が合流する箇所では交通流の交錯も発生。さらに、常磐道へ向かうルートがサグ(下り坂から上り坂にさしかかる凹部)となっている。これらの理由による速度低下が、恒常的な渋滞を発生させている。

 新たに開通するのは、外環道(外回り)から常磐道へ向かう、延長約1.6km、1車線の専用ランプ。外環道から向かうと既存のランプよりやや手前で分岐する。既存ランプは外環道から首都高 6号三郷線へ向かうクルマと国道298号から流入するクルマのみとなることで、特に国道298号からの流入と常磐道への分岐による交通交錯が減少。走行性が向上し、渋滞解消や事故減少が見込まれる。

三郷JCTに新設される専用ランプにより、外環道(外回り)から常磐道へ向かうクルマの交通を分離。渋滞解消が見込まれる