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ハワイ島のプリンスホテルが大規模改装。5月に「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」としてリニューアルオープン

客室などの詳細を発表

2018年2月23日 発表

プリンスリゾーツハワイインクは、「ハプナビーチプリンスホテル」を「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」に改称、5月にリニューアルオープンする

 西武ホールディングスグループのプリンスリゾーツハワイインクは、同社が米国ハワイ州・ハワイ島で運営する「ハプナビーチプリンスホテル」への大規模投資の内容を公開、5月からホテル名を「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」としてリニューアルオープンする。

 同ホテルは、ハワイ島への来島者の85%を占める米国への訴求と新たなハイエンド顧客獲得のため、「ウェスティン」ブランドへ加盟するとともに、総額4600万ドルの投資で全面改装を行なっている(関連記事「ハプナビーチプリンスホテルが2018年2月にリニューアルオープン。新名称は『ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート』」)。

 今回の発表では、2017年8月下旬から開始したロビー、客室、レストラン、ラウンジなどの改装内容も発表した。

 2018年2月に完成したホテルロビーには、ロビーとプールを結ぶ階段を新設したほか、新たに垂直ガーデン(グリーンウォール)や温かみのある木製家具を設置。またフロントは、従来のロングチェックインテーブルから個別のチェックインテーブルに変更している。

改装後のロビー(イメージ)
グリーンウォール(写真右端)

 客室は新設した17室のスイートルームを含む全249室で、ビジネスからファミリーリゾートまで幅広く対応する。全客室とバスルーム(バスルームアメニティを含む)は「ウェスティン」ブランド仕様になっており、オーシャンビューとガーデンビューの両方が楽しめる。客室の改装は6月に完了する。

改装後の客室(イメージ)
バスルーム(イメージ)

 プールは既存のファミリープールのほかに、ホテルコンセプトである「新たに見つける冒険と究極のリラクゼーション」を追求し、インフィニティプールなど大人専用プールを新設する。カバナ(プライベートスペース)、シェーズロング(長いす)、プールレッジラウンジャー(ビーチチェア)などを用意し、純粋なリラクゼーション空間を提供している。

改装後のプール(イメージ)

 またホテルには、小規模の集まりからウエディング、インセンティブイベント、企業やビジネスの会議など多目的に利用できる宴会場/会議場や、「ピコ」「イケナ ランディング」「ナウパカ ビーチ グリル」「メリディア」の4種類のレストランを備えるほか、4月下旬には、クロスフィットスタジオ(フィットネスセンター)、ウェスティン ワークアウト(フィットネスセンター)、ハプナスパ、ウェスティンキッズクラブ(キッズプログラム)をオープンする。

ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート(現 ハプナビーチプリンスホテル)

変更時期:2018年5月(ハプナビーチプリンスホテルは1994年開業)
投資総額:約4600万ドル
工期:2017年8月~2018年6月
建物階数:地上6階(改装前後変更なし)
客室数:改装後249室(改装前350室)
付帯設備:ゴルフ場/ショップ/レストラン/プール
所在地:米国ハワイ州ハワイ島
敷地面積:約114万m2