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京急、創立120周年を記念して記念乗車券を発売。優待乗車証の無料配布や歴代車両のラッピング列車も

2月24日~25日実施

2018年2月24日~25日 実施

「京急創立120周年記念乗車券」は2月24日8時発売

 京急(京浜急行電鉄)は、2月25日に京急創立120周年を迎えることを記念して、記念乗車券の発売や優待乗車証の配布、特別ラッピング列車の運行を行なうと発表した。

 同社はこれまでも、周年事業として2100形の車体に同社のマスコットキャラクター「けいきゅん」のラッピングを施した「けいきゅん号」を運行(関連記事「京急、2100形ラッピング電車『けいきゅん号』を10月1日から期間限定運行」)するなど、さまざまな企画を行なっている。

京急創立120周年記念乗車券

 京急創立120周年記念日の前日にあたる2月24日に、京急発祥の地である川崎大師駅で「京急創立120周年記念乗車券」を発売する。価格は1セット1200円で、販売数は限定3000セット。1人5セットまで購入できる。

 各きっぷは、京急ゆかりの地である川崎大師駅(京急発祥の地)や黄金町駅(湘南電気鉄道開通の起点)からの乗車券になっている。また発売当日に購入した先着120名は、川崎大師 駅長との記念撮影ができるほか1セット購入ごとに、現在は運行していない歴代車両の京急電車カード(全5種類中1枚)がプレゼントされるなど特典がある。

京急創立120周年記念乗車券(C型硬券4枚)

発売期間:2018年2月24日8時~5月6日
発売場所:川崎大師駅(2月24日のみ改札外特設カウンターで販売)
価格:1200円
発売数:3000セット
有効期間:2018年2月25日~5月31日
乗車券内容:
・川崎大師駅~京急川崎駅・小島新田駅(140円区間)
・黄金町駅~浦賀駅・北久里浜駅・泉岳寺駅(360円区間)
・羽田空港国内線ターミナル駅~京急蒲田駅(340円区間)
・品川駅~弘明寺駅(360円区間)

京急創立120周年記念乗車券(イメージ)
台紙

優待乗車証

 2月25日限定で、京急線全線で使える片道1回分の優待乗車証2枚を12万人に無料配布する。

 配布時間は10時~20時で、PASMOやSuicaなどの交通系ICカードや京急線電車定期券の提示と引き換えに、京急線グループ施設10カ所で配布する。有効期間は2月25日から9月24日まで。当日の配布状況は「KEIKYU WEB」で確認でき、なくなり次第終了となる。

12万人に優待乗車証をプレゼント
優待乗車証(イメージ)
配布場所

ウィング高輪 WEST/ウィングキッチン京急蒲田/ウィング川崎/横浜ポルタ/京急百貨店/京急ストア能見台店/京急サニーマートB館/汐入駅改札外特設ブース/ウィング久里浜/KEIKYU OPEN TOP BUS 案内所

特別ラッピング列車「京急120年の歩み号」

特別ラッピング列車「京急120年の歩み号」

 京急大師線において、歴代の車両のデザインを施した特別ラッピング列車「京急120年の歩み号」を2月25日から2019年2月24日まで運行する。運行区間は京急川崎駅~小島新田駅。

 車両は1500形4両を使用。1号車の外装は1924年(大正13年)に登場した半鋼製電車のデ51形の塗装をイメージ。2号車は1951年(昭和26年)に登場した500形などに施された赤と黄色の塗装。3号車は1953年(昭和28年)に登場した初代600形で採用されたデザイン、4号車は現在の2100形などにも採用されている赤と太い白帯のデザインになっている。

 車内には、窓上や中吊りで「京急の歴史」「沿線今昔物語」「歴代広告・きっぷ」「京急の豆知識」などを展示する。